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大谷翔平、ダルビッシュ有にもトレーニング指導 凄腕トレーナー・白水直樹がジムをオープン

2022.10.27

大谷翔平、ダルビッシュ有にもトレーニング指導 凄腕トレーナー・白水直樹がジムをオープン | 高校野球ドットコム
白水直樹氏

◆詳細情報は下記をクリック!◆
PROGRESS Sports Performance Lab.

 日本ハムからメジャーへ移籍して5年目のシーズンを終えた大谷 翔平花巻東出身)。メジャー史上初となる投球回、打席数ともに規定数を突破する偉業を成し遂げたことで大きな話題となった。2年連続でのMVP受賞の期待も高まる世界の大谷だが、鍛えあげられた肉体がなければ当然できないことだ。

 大谷のフィジカル強化に日本ハム時代に携わったトレーナーが今回、都内に新たなパーソナルジム・PROGRESS Sports Performance Lab.をオープンさせた。

 東京ドームからも近い文京区に店舗を構えたトレーナー・白水直樹さん。現在はPROGRESSの代表として、アスリートのみならず、指導者やトレーナーの育成や、大学や実業団スポーツのコンサルティングなども行っている凄腕の人物だ。

 現在に至るまでには、日本ハムや巨人といったNPB球団で統括トレーナーなどを経験し、数多くの選手へ指導にあたった。先述した大谷翔平はもちろん、ダルビッシュ有投手(東北高出身)といった超一流選手へのサポートも経験している実績十分の白水氏は、今回のジムを開設するにあたって、強い思いを持っていた。

 「(日本ハム)ファイターズの時は、トレーニングルームで試合の反省をして、課題解決のためのトレーニングをしていました。ここはそんな場所にしたいですし、プロ選手はどんな感覚でトレーニングをしているのかアマチュアは知りたいと思うので、伝えたいと思っています。
 どうしても感覚的な指導は具体性が足りなかったり、個人個人の捉え方が違うので、運動として明確に伝えることができればと考えています」

大谷翔平、ダルビッシュ有にもトレーニング指導 凄腕トレーナー・白水直樹がジムをオープン | 高校野球ドットコム
白水直樹氏

 広さにして80平方メートルだが、スクワットラックはもちろん、チューブやメディシンボールなどのトレーニング器具や、自ら現地に行って根本の理論から学んだというドライブラインの重さの違う球に、アマチュア球界でも浸透し始めたラプソードといった精密機器、最新設備が整っている。

 あらゆる器具、道具を活用して明確に選手たちにアウトプットしながら、フィジカル強化に携わることはもちろんだが、簡単なネットが準備されていて、ちょっとしたティー打撃やネットスローなど、その場ですぐにプレーをすることも可能になっている。計測したデータは、他の選手とも確認することができるそうで、目標のレベルとの差やフォームのチェックもできるというところは、他のジムにはない強みである。

 何より、プロ選手相手にトレーニング指導をしてきたからこそ、アマチュア選手が最も必要となるトレーニングを指導を受けられることも、白水氏のジムだからこそのメリットであることは間違いない。プロとアマチュアのトレーニングの決定的な違いを聞くと、ティー打撃などの重要性が垣間見えてきた。

大谷翔平、ダルビッシュ有にもトレーニング指導 凄腕トレーナー・白水直樹がジムをオープン | 高校野球ドットコム
白水直樹氏

 「量で言えば、練習時間がまず違います。食事などの違いもありますが、大きいのは実際のプレーの中で感覚やフォームを固めるために運動量が増える。それによってエネルギーを消費して大きくならないと思うんです。
 プロはケガをせずにフォームを覚えることが必要なので、トレーニングとプレーを連動させるためのドリルをやって覚えます。このジムではその流れをできるようにするために、ティー打撃やネットスロー、計測機器など設備を整えています」

 上は大学、社会人というのはもちろんだが、下は小学生まで指導していきたいという白水氏。「トレーニングをしてもなぜかうまくいかない選手は、ここに来てもらえれば成功に導けるように課題を一緒に探せればと思います」というメッセージを送った。

 この場所から今度はどんな選手たちを送り出していくのか楽しみである。

◆詳細情報は下記をクリック!◆
PROGRESS Sports Performance Lab.

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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