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仙台育英と東北に、日本ウェルネス宮城、聖和学園が4強を懸けて激突!

2022.07.22

仙台育英と東北に、日本ウェルネス宮城、聖和学園が4強を懸けて激突! | 高校野球ドットコム
東北・伊藤 千浩

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 23日の第104回全国高等学校野球選手権宮城大会は、準々決勝2試合が開催予定だ。

 対戦カードは仙台育英日本ウェルネス宮城聖和学園東北の2試合だ。

 秋、春と圧倒的な力を見せつけてきた仙台育英は試合を重ねるごとに調子を上げており、3回戦の仙台高専名取戦では12得点を奪って勝利した。エースの古川翼をはじめ、投手陣は3試合で4投手が登板しており層の厚さが目立つ。また、仁田翔陽山田脩也など2年生の活躍も楽しみな部分。

 日本ウェルネス宮城は1期生が3年生となり、みっちり鍛えあげられてきた選手が最後の夏を迎える。ここまでの3試合は非常に安定した試合を続けている。エースの早坂海恩は1回戦の黒川戦で完封、2回戦の松島戦で7回1失点と抜群の安定感を誇る。早坂以外にも3投手が登板しており、どの投手も存分に役割を果たしている。3試合で3失点と高いディフェンス力を誇る日本ウェルネスが、仙台育英の強力打線に挑む。

 聖和学園は2回戦で、秋、春と8強に進出している東北学院榴ケ岡を破ると、3回戦は仙台との接戦を制して勝ち上がってきた。投手陣の中心は阿部航大。1回戦、2回戦の18イニングを一人で投げぬくと、3回戦の仙台戦では7回途中から登板し、仙台の反撃を振り切った。

 東北は春の東北大会で準優勝をおさめた。決勝は惜しくも聖光学院に敗退したが、花巻東青森山田などの強豪を撃破してきた。その勢いそのままに、ここまでの2戦は10対0と圧倒的な実力を見せて勝ち上がっている(3回戦は不戦勝)。これまでは4投手が登板しており、投手陣の調整も順調。自慢の打線が準々決勝でも火を噴くか。

■7月20日の試合

第104回 全国高等学校野球選手権 宮城大会
3回戦 仙台南    7  -  6    仙台城南 仙台市民球場 応援メッセージ
名取北    3  -  2    仙台三 石巻市民球場 応援メッセージ
古川学園    5  -  1    仙台東 石巻市民球場 応援メッセージ
東陵    9  -  1    富谷 仙台市民球場 応援メッセージ


■7月23日の試合

第104回 全国高等学校野球選手権 宮城大会
準々決勝 仙台育英    4  -  0    日本ウェルネス宮城 石巻市民球場 応援メッセージ
聖和学園    13  -  1    東北 石巻市民球場 応援メッセージ


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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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