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5月3日、春季千葉県大会は準決勝が開催される。準決勝まで勝ち進んだのは木更津総合、銚子商、拓大紅陵、市立船橋。千葉県をリードしてきた4校が残った。ハイレベルな戦いが予想される準決勝の見どころについて紹介したい。
木更津総合vs銚子商
越井 颯一郎投手(木更津総合)、横田 人夢(銚子商)
エース・越井 颯一郎投手(3年)は準々決勝・中央学院戦で今大会初完投するなど、複数投手を起用し、打線も県内でも圧倒。絶対王者に見られる余力を感じる戦いが見られる。準決勝では中1日で満を持して、越井を中心に投手総動員で関東大会出場を目指す起用になるのではないか。
対する銚子商も打線がこれまで好投手を次々と攻略してきた。140キロ前後の速球が武器のエース飯島 聖矢投手(3年)が、29日の3回戦から中3日で臨めるのも大きい。
銚子商が序盤から畳み掛ける攻撃を見せれば、接戦に持ち込むことができそうだ。
拓大紅陵vs市立船橋
嶋田 翔太(拓大紅陵)、片野 優羽(市立船橋)
木更津総合に匹敵する攻撃力、野手のタレント度を持った拓大紅陵は、今大会で投手陣の底上げが見られ複数投手で勝ち上がってきた。
市立船橋の左腕エース・森本 哲星投手は、130キロ後半の速球と切れ味鋭いスライダーのコンビネーションがハマった時は攻略が困難である。他の投手陣も伸びてきており、継投策も使える。プロ注目の強肩強打の捕手・片野 優羽(3年)が高校通算26本塁打の長打力を発揮できるか。
(文=河嶋 宗一)