好投手同士の熱戦!明秀日立・猪俣駿太、市立和歌山・米田天翼が無失点
米田、猪俣
トーナメント表
・浦和学院、九州国際大付などが属するブロック
・大阪桐蔭、明秀学園日立などが属するブロック
・ベスト8以上の組み合わせ
3月27日、第94回選抜高等学校野球大会9日目の第2試合、明秀学園日立(茨城)vs市立和歌山(和歌山)の一戦は前評判通り投手戦となった。
まず市立和歌山の米田天翼投手(3年)は、135キロ〜140キロ前後だが、回転数の高いストレートを内外角に次々と空振りを奪う。125キロ〜130キロ前半のカットボールを投げ分ける投球。高速変化球を軸としたコンビネーションで、明秀日立打線を圧倒している。
一方、明秀日立のエース・猪俣駿太投手(3年)も角度よく振り下ろす投球フォームから常時130キロ後半の速球、120キロ前半のスライダーをコントロールよく投げ分け、市立和歌山打線を力で圧倒し、5回まで無失点。
前半戦は0対0で終わったこの一戦。果たして投手戦の均衡を破るのはどのチームになるのか。