News

福岡大大濠の2017年選抜8強バッテリー、プロで「対決」する日が楽しみ

2022.02.26

福岡大大濠の2017年選抜8強バッテリー、プロで「対決」する日が楽しみ | 高校野球ドットコム
三浦 銀二、古賀 悠斗

 楽しみがまた一つ増えた。プロ野球オープン戦が26日からスタートするが、今年ルーキーとしてプロ入りした「元福岡大大濠バッテリー」が、オープン戦で「対決」する日がくるかもしれない。

 26日の日本ハムーDeNA戦(名護)で登板が予定されているのはDeNA4位の三浦 銀二投手(福岡大大濠出身)。プロ初の実戦登板となる。23日の練習試合(対楽天)で登板が予定されていたが、雨で中止となり、実戦登板機会がずれこんでいた。ビッグボスこと新庄監督率いる日本ハムが相手。若手選手が多く、活気あふれる打線が仕上がっているだけに、三浦にとっては申し分ない相手との対決となる。自慢の切れのある直球と変化球がどこまで通用するか。

 福岡大大濠時代、三浦とバッテリーを組んでいたのは西武3位の古賀 悠斗捕手。22日の練習試合、ソフトバンク戦は、途中出場でマスクを被った。24日の練習試合オリックス戦でも途中からマスクを被り、打席では右前安打をマークした。競争は激しいが即戦力捕手として必死にくらいついている。

 オープン戦の予定では、DeNAと西武が対戦するのは3月8日、9日(ともに横浜)の2試合。順調に2人ともに調整が進めば「対決」が実現するかもしれない。東京六大学の投手、東都の捕手として、大学でも活躍を続けた2人。5年前の2017年センバツでは、バッテリーを組んでベスト8に進出した。滋賀学園(滋賀)とは延長15回引き分け再試合も経験して、勝ち上がった。苦しい時も、嬉しい時も、時間を共有しあったコンビが、プロで「対決」する日がくる。

 そう思うと、5年前にセンバツ甲子園で取材した2人のあどけない笑顔が浮かんでくる。

(記事:浦田 由紀夫

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鴎大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?