News

伝統を受け継いで連続出場を果たした球児に晴れの舞台

2021.08.06

伝統を受け継いで連続出場を果たした球児に晴れの舞台 | 高校野球ドットコム
大会10連覇を達成した作新学院

 9日より第103回全国高等学校野球選手権大会が開幕する。5チームが夏の甲子園初出場となるが、一方で連続出場となる学校はどれだけいるのか。今回は夏の甲子園に連続出場する学校を取り上げていきたい。

<連続出場となる学校>
栃木:作新学院(10大会連続16度目)
群馬:前橋育英(5大会連続6度目)
新潟:日本文理(2大会連続11度目)
富山:高岡商(4大会連続21度目)
福井:敦賀気比(3大会連続10度目)
静岡:静岡(2大会連続26度目)
滋賀:近江(3大会連続15度目)
奈良:智辯学園(2大会連続20度目)
和歌山:智辯和歌山(4大会連続25度目)
鳥取:米子東(2大会連続15度目)
島根:石見智翠館(2大会連続15度目)
香川:高松商(2大会連続21度目)
高知:明徳義塾(2大会連続21度目)
熊本:熊本工(2大会連続22度目)
沖縄:沖縄尚学(2大会連続9度目)

 最多は栃木大会を制した作新学院の10大会連続だ。次いで群馬代表・前橋育英の5大会連続出場、そして高岡商智辯和歌山の4大会連続となる。どの学校も地方大会ではライバルたちからの厳しいマークにあいながら、何とか勝ち抜いて甲子園に連続出場を果たした。

 なかでも前橋育英皆川 岳飛智辯和歌山徳丸 天晴といったスラッガーを擁する。甲子園でも自慢のバッティングを発揮するか注目される。他にも敦賀気比大島 正樹智辯学園前川 右京といった3年生や、高松商浅野 翔吾の2年生スラッガーも外せない。

 投手では静岡高須 大雅明徳義塾代木 大和近江の2年生右腕・山田 陽翔なども見逃せない選手である。

 先輩たちが築き上げた連続出場の記録を守り抜いた各校の注目選手たちが、聖地甲子園でどういったプレーを見せるのか。今から楽しみである。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.20

【岩手】花巻東、水沢商、盛岡誠桜、高田が8強入りして夏シードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?