試合レポート

樟南vsれいめい

2021.05.19

好左腕対決を制す・樟南

 試合開始は午前11時48分。雨のため予定より2時間48分遅れてスタートした。
 樟南西田恒河(3年)、れいめい玉城琉之介(3年)、リリーフした本川瑛光(2年)、いずれも県下注目の左腕投手同士が火花を散らし、5回まで無得点、終盤まで1点を争う強豪私学同士の緊迫した好ゲームを繰り広げた。

 均衡が破れたのは6回表。5回まで1安打に抑えられていた樟南は一死一二塁とチャンスを作り、3番・下池翔夢主将(3年)がレフト前タイムリーで先制した。

 その裏、れいめいは先頭の3番・赤﨑明靖(3年)がライトオーバー二塁打で出塁。5番・田原大翔(3年)がレフト前ヒット。レフトが処理を誤る間に赤﨑が生還し、同点とした。

 樟南は8回表、3番・下池主将のレフト前タイムリーで再び勝ち越し。9回は7番・麥生田駿(3年)のセンター前タイムリーでダメ押した。

 樟南のエース西田は尻上がりに調子を上げ、8、9回は三者凡退で力強く締めくくった。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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