佐々木泰だけではない!もう1人のスーパールーキー・伊東光亮(大阪桐蔭出身)がベストナイン選出!
伊東 光亮(大阪桐蔭ー國學院大学)
國學院大学の優勝で幕を下ろした東都1部春季リーグ。表彰選手が既に東都大学野球連盟のホームページで発表されており、山本ダンテ武蔵(大阪桐蔭出身)が最高殊勲選手賞に輝くと、ベストナインではドラフト候補・古賀 悠斗(福岡大大濠出身)が捕手部門で受賞。そして三塁手では話題の1年生・佐々木 泰(県立岐阜商出身)が選出された。
ただ、ベストナインに選ばれた1年生は佐々木だけではない。優勝校・國學院大学に在籍する伊東 光亮(大阪桐蔭出身)も二塁手でベストナインに輝いていた。
大阪桐蔭から國學院大学へ進学していた伊東。リーグ戦には8試合の出場となったが、成績は以下の通りである。
<リーグ戦成績>
8試合出場 打率.344(32打数11安打 全体5位)
1本塁打、7打点、3四死球
長打率.531、出塁率.378、OPS.909
打率に関して言えば1部全体で5位の成績。OPSに関しても、同学年・佐々木がマークした1.196とほとんど変わらない高い数字が残っている。1年生ながらスタメンに名を連ね、優勝に貢献出来たことも納得いく結果だ。
大阪桐蔭時代はショートのレギュラーとして活躍。最後の試合となった東海大相模との甲子園交流試合ではヒットこそ出せなかったが、堅守巧打の選手として活躍し続けていた。
佐々木の活躍がクローズアップされたが、伊東も同学年と比較すれば華々しいスタートを切っていることは間違いない。なおかつ、戦国東都で早くから優勝を経験したことは今後の大学野球生活でプラスになるはずだ。ここから先の伊東の成長を楽しみにしたい。
(記事:田中 裕毅)