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過去5年間でセンバツから離れている地域は?

2021.02.04

過去5年間でセンバツから離れている地域は? | 高校野球ドットコム
飯塚 悟史(日本文理-横浜DeNA)

 1月29日に選抜へ出場する全32校の顔ぶれが発表となった。一般枠として28校、そして21世紀枠で4校が選ばれ、選抜に初出場する学校が10校となった。聖地・甲子園で3月19日から春の日本一をかけて熱戦が繰り広げられることとなっている。

 その一方で多くの学校は各地区の春季大会に向けて練習を重ねているところだが、過去5年間の選抜出場校を見ていくと、あることに気が付く。それは新潟県が過去5年間で選抜から遠ざかっているのだ。

 今大会の選出が出るまでは新潟県と長野県、そして沖縄県が過去5年間選抜の舞台に出場できていない時期が続いていた。しかし今大会は長野・上田西、そして沖縄・具志川商が選出されたことで、新潟県のみが過去5年間で選出されていないこととなった。

 新潟県勢が最後に選抜出場を果たしたのは2014年の第86回大会。当時エース・飯塚 悟史(現横浜DeNAベイスターズ)を擁した日本文理が選抜に出場。1回戦で豊川と延長13回にわたる激戦の末に敗れたが、そこを最後に遠ざかっているのが現状だ。

 夏の甲子園とは違い、選ばれたチームしか出場できない選抜。選ばれた32校は学校の代表というのはもちろん、地区の代表という想いも背負って躍動してくれることを願うばかりだ。

(文:田中 裕毅

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【一覧】選抜出場全32校リスト
センバツに出場する「公立の知将」たち
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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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