ゴジラに並んだ中田翔のセンバツ
高校時代の中田 翔
20日に行われたプロ野球春季キャンプの練習試合で、日本ハムの中田 翔が8年ぶりに古巣に復帰した楽天の田中 将大から先制3ランを放った。田中からの本塁打は11年ぶり一発となった。一学年違いの甲子園のスター対決。今回は中田に軍配が上がったようだ。
中田は高校時代、1年夏、2年夏、3年春の計3度甲子園に出場を果たしている。2005年の1年夏には準決勝で田中 将大擁する駒大苫小牧と対戦。三ゴロ、三振と2打席凡退するも第3打席で中前に運び、3打数1安打という結果だった。試合は駒大苫小牧が延長戦を制し決勝進出。駒大苫小牧が夏2連覇を達成した。
3年夏は大阪予選決勝で敗退し、高校生活最後の甲子園となったのは3年春。自身唯一のセンバツ出場で「4番・投手」として投打の柱を担った。2回戦の佐野日大戦では星稜の松井 秀喜以来となる2打席連続本塁打を記録。チームも11対8で勝利を収めた。しかし4強入りをかけた準々決勝で後に準優勝を果たす常葉菊川を前に1対2で惜敗し涙をのんだ。
昨季は120試合制ながらキャリアハイの31本塁打を記録し、一学年後輩の浅村 栄斗と本塁打王を競った。今シーズンも田中から放ったような豪快な一振りに期待だ。
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