News

【日ハム】4割男・近藤や森本稀哲など下位指名のベストナインも豪華!

2021.01.28

【日ハム】4割男・近藤や森本稀哲など下位指名のベストナインも豪華! | 高校野球ドットコム
2011年4位指名の近藤健介(横浜出身)

 2月1日の春季キャンプ開始に向けて、続々とメンバーの振り分けが発表されている。日本ハムではドラフト1位の伊藤 大海、同2位の五十畑 亮汰、同3位の古川 裕大、同6位の今川 優馬の4名の新人たちが一軍スタートとなった。春季キャンプでアピールし、開幕一軍入りを果たしたいことだろう。

 日本ハムのドラフト指名選手を振り返ってみると、ダルビッシュ有(2004年)や大谷 翔平(2012年)といったドラフト1位指だけでなく、4位以下の下位指名選手からも飛躍した選手は多い。投手陣では上沢 直之(2011年6位)、野手でも近藤 健介(2011年4位)などの名前があがる。

 そこで、前身球団を含めて日本ハムのドラフト下位指名選手でベストナインを組んでみた。

※ここでは下位指名を4位以下としている。また、外野は右翼・左翼・中堅でわけていない。

 投手は金田 留広(日通浦和/1968年4位)を選出した。ルーキーイヤーに18勝をあげると5年間で積み上げた白星は77個。その後ロッテ、広島と渡り歩き通算128勝を挙げた右腕だ。金田 正一の実弟としても知られている。

 その他ではマイケル中村(元ブルージェイズ/2004年4巡)や増井 浩俊(東芝/2009年5位)、上沢 直之専大松戸高/2011年6位)も下位指名からチームの柱となった。

 捕手は田村 藤夫(関東一高/1977年6位)。1980年代後半からレギュラーに定着し、3球団で通算1552試合に出場している。日本ハムでは1435試合に出場しており、これは球団8位の記録となっている。

 内野は、一塁に高橋 信二(津山工高/1996年7位)、二塁は五十嵐 信一(日大二高/1977年外)、三塁が小谷野 栄一(創価大/2002年5位)、そして遊撃は中島 卓也(福岡工業高/2008年5位)を選出した。

 二塁で選出した五十嵐は、規定打席到達は一度もなかったものの、ユーティリティープレーヤーとして活躍。19年間に渡って現役生活を続けている。高橋は捕手としての出場が多かったが、田村がいたこともあり一塁で選んでいる。

 外野は、島田 誠(あけぼの通商/1976年外)、森本 稀哲(帝京高/1998年4位)、近藤 健介横浜高/2011年4位)の3人。島田は俊足として知られ、1イニング

 森本はSHINJOと稲葉 篤紀とともに鉄壁の外野陣として名を馳せ、2006年から2008年までの3年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。近藤は3年連続打率3割、2年連続最高出塁率のタイトルを獲得しているヒットメーカー。捕手での入団だったが、2016年を最後に捕手としての出場はない。

 その他では木村 拓也(宮崎南高/1990年外)も日本ハムのドラフト外でプロ入りを果たしている。ユーティリティープレーヤーとして知られているが、日本ハム時代は外野手として起用されていた。

<ドラフト下位指名だけによるベストナイン>
※前身球団含む
※ドラフト4位以下

投手:金田 留広(日通浦和/1968年4位)
捕手:田村 藤夫(関東一高/1977年6位)
一塁:高橋 信二(津山工高/1996年7位)
二塁:五十嵐 信一(日大二高/1977年外)
三塁:小谷野 栄一(創価大/2002年5位)
遊撃:中島 卓也(福岡工業高/2008年5位)
外野:島田 誠(あけぼの通商/1976年外)
外野:森本 稀哲(帝京高/1998年4位)
外野:近藤 健介横浜高/2011年4位)

(記事:勝田聡

関連記事
大谷、ダルビッシュ…日本ハム歴代のドラフト1位でベストナインを組んでみた
清宮幸太郎(早稲田実業出身)ら日本ハム過去5年のドラ1選手が揃って1軍キャンプスタート
中田、渡邉など高卒生え抜きが支える日ハム打線 次世代の左右主砲・清宮&野村にも期待!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鷗大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?