News

高校球児からも人気の小林誠司(広陵出身)。S班スタートを浮上のきっかけにできるか

2021.01.21

高校球児からも人気の小林誠司(広陵出身)。S班スタートを浮上のきっかけにできるか | 高校野球ドットコム
小林誠司(広陵出身)

 小林誠司(広島広陵出身)が巨人のキャンプメンバーのS班に入った。今年こそ小林には復活してほしいと願うファンが多い。

 小林の長所はなんといっても守備数値の高さだ。2016年から4年連続でセ・リーグトップの盗塁阻止率を記録している。

 スローイング以外にもキャッチング能力の高さも評価されている。高校球児はその時の超一流選手のプレーを真似しやすい。右投手では山岡泰輔千賀滉大、左投手では、今永昇太。捕手では甲斐拓也も人気だが、小林も人気だ。多くの好捕手にインタビューをすると、スローイングを参考にする際、小林のフォームを取り入れている選手が多い。巨人育成の喜多 隆介(小松大谷-京都先端科学大)もこう語っていた。

 「最近は甲斐拓也(ソフトバンク)選手のように左足を出す捕手が多いと思うのですが、あまりよい感触がなかったので、そのまま捕球と同時にそのままステップする感覚でやっています。小林誠司(巨人)選手と同じタイプだと思います。このスローイングは2年冬に、関西の大学生を対象に開催されたプロの研修会でプロの方にそのほうがいいと指導されたので、今に至っています」

端正な顔立ち、ナイスガイな面から女性人気が絶大な小林だが、一捕手としての技術の高さも一目置かれているのだ。

 これからも小林は憧れの対象であってほしいし、そのためにもこの1年、安心だと思わせる活躍を期待したい。

関連記事
井口、松中、福留…。殿堂入りの川島勝司氏が率いた1996年アトランタ五輪の日本代表メンバーがすごかった!
プロで活躍する大砲続出?!井口 資仁(國學院久我山-青学大)が筆頭の東都リーグの通算本塁打記録上位者!
中学時代から変わらない黒田博樹氏が見せた強い信念

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.20

【秋田】横手清陵と本荘が8強入り、夏のシード獲得<春季大会>

2024.05.21

いまも3人が現役で奮闘中! 200勝達成したダルビッシュの同期生

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?