News

前田健太(PL学園出身)が2021年グラブを発表!「革新」というテーマに相応しい新グラブに注目!

2020.12.01

前田健太(PL学園出身)が2021年グラブを発表!「革新」というテーマに相応しい新グラブに注目! | 高校野球ドットコム
2021年使用グラブを発表したツインズの前田健太(PL学園出身) 写真提供・ミズノ

 12月1日、ツインズで活躍する前田健太(PL学園出身)がミズノ社の2021年使用グラブリモート発表会に参加した。

 今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、60試合に短縮されたが、12試合に先発し、6勝1敗、防御率2.70と好成績を残し、6年連続のポストシーズン登板を果たした。そんな前田の2021年の使用グラブのテーマは「革新」。前田は「グラブ自体の型は維持しつつウェブの形状を今までにない新たな形を作りたい」と提案。それが花びらの模様を入れた今までにない斬新なデザインである。

 このデザインを導入したのは1つのきっかけがあった。前田は5月、自身のYouTubeチャンネルでグラブのデザインを募集を告知。視聴者がSNSで「#マエケンウェブチャレンジ」とデザイン画像と一緒に投稿し、採用された3種類のデザインをミズノ社に協力を得て、グラブを完成させ、2020年のシーズンで活用した。

 ファン思いで、常識にとらわれない前田の発想だからこそ実現した方針は今年も踏襲し、花びらの模様を入れたグラブが完成した。このグラブを作成するにいたって、前田担当のグラブマイスターによると、デザインが変わったことによって、感覚が変わってしまうことに気をつけ、機能面についても前田にヒアリングを行い、依頼から1ヶ月で完成した。前田は実際にグラブを手にして、「無茶なお願いをさせていただきましたが、いつも完璧なグラブを作成してもらい、大変感謝しています」とコメント。

 機能面では全面をしっかりと覆い隠す形状にすることで、よりボールの握りがわからないようになっており、さらに前田の希望で、去年より配色は赤を多くしている。

 小学校5年生のとき、投手以外のポジションを守っていた前田は機能面、デザイン面で気に入ったことをきっかけにミズノのグラブを長年、活用している。今では野球選手が憧れるミズノブランドアンバサダーとなった。

 「長年使ってきて、しっくりとフィットする感じですし、使いやすい。僕の野球人生はミズノさんの野球道具に支えられていると思います」

 そして2021年へ向けての意気込みを語った。
「1年間、先発ローテーションを守りきって、ワールドシリーズ制覇を目指していきたいと思います」

 来季、無事に162試合制で開幕できれば、2年ぶりの二桁勝利、3年ぶりのワールドシリーズ進出をかけて戦うことになる。新グラブとともに活躍を見せる。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.29

【宮崎】延岡学園と日章学園がともにタイブレークを制して4強入り<県選手権大会>

2024.05.29

【佐賀】龍谷が佐賀商を破って優勝<NHK杯>

2024.05.29

パ・リーグ守護神成績一覧 際立つ則本の安定感!

2024.05.29

【2024年春季地区大会最新状況】北海道は北海が4季連続Vを達成、6月1日は近畿が準決勝、北信越&中国が開幕

2024.05.29

”魔曲”も登場! 9連勝千葉ロッテを支える今季の新戦力

2024.05.25

首都2部優勝の武蔵大の新入生に浦和学院の大型左腕、左の強打者、昌平の主軸打者など埼玉の強豪校の逸材が入部!

2024.05.25

【熊本】九州学院、熊本工が決勝へ<NHK旗>

2024.05.25

【関東】白鷗大足利が初、逆転サヨナラの常総学院は15年ぶり決勝<春季地区大会>

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.05.25

【岩手】盛岡大附がサヨナラ、花巻東がコールドで決勝進出、東北大会出場へ<春季大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.04.30

大阪大などに卒業生を輩出する進学校・三国丘  文武両道を地で行く公立校は打倒・強豪私学へ「何かしてやりたい」

2024.05.01

春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!