明石商の来田 涼斗や2016年選抜V投手・村上 頌樹(智辯学園出身)など!ヤング・ポニー出身からは6名が指名
オリックスから3位指名を受けた来田 涼斗(明石商)
10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議で、12球団で支配下指名74名、育成49名の計123名が指名を受けた。今回はその中で、中学時代にヤングリーグ、ポニーリーグに所属していた選手たちをピックアップしていく。
2つの連盟でドラフト指名を受けた選手は計6名。所属チームと共に、繋がりも見ていきたい。
千葉ロッテ
育成4位 佐藤 奨真 投手(関東一-専修大)墨田ポニー
埼玉西武
5位 大曲 錬 投手(西日本短大付-福岡大)ヤング・佐賀ヤング藤本ベースボールクラブ
オリックス
3位 来田 涼斗(明石商)ヤング・神戸ドラゴンズ
阪神
5位 村上 頌樹 投手(智辯学園-東洋大)ヤング・アイランドホークス
横浜DeNA
4位 小深田 大地(履正社)ヤング・姫路アイアンズ
ヤクルト
6位 嘉手苅 浩太 投手(日本航空石川)ヤング・姫路アイアンズ
兵庫県のヤングリーグ所属チーム・姫路アイアンズからは、小深田大地と嘉手苅浩太の2名が指名を受けた。二人は中学時代はチームメイトであり、同時にプロ入りの快挙となった。
またドラフト候補の中でも注目度の高かった来田涼斗は、神戸ドラゴンズの出身。同チームは西武ライオンズの栗山 巧(育英出身)を輩出したチームで、来田にも大きな期待が懸かる。
阪神5位の村上 頌樹はヤング・アイランドホークスの出身で、昨年オリックスに入団した村西 良太(津名出身)も同チームの出身。チームとして2年連続でのプロ輩出となった。
そして準硬式野球からのドラフト指名で話題となった大曲 錬は、佐賀ヤング藤本ベースボールクラブの出身。過去には現西武の山田 遥楓(佐賀工出身)、元オリックスの堤 裕貴(龍谷出身)といったプロ野球選手を輩出している。
ポニーリーグからは、墨田ポニー出身の佐藤 奨真がロッテから育成4位指名を受けた。チームの設立は1988年と30年以上の歴史があり、昨年は杉山 晃基(盛岡大附出身)がヤクルトから3位指名を受けた。2年連続のプロ野球選手誕生となり、今後の活躍にも注目だ。
(記事:栗崎 祐太朗)