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清宮幸太郎から始まった4度連続ベスト16以上!早稲田実業の都大会での実績一覧

2020.10.30

清宮幸太郎から始まった4度連続ベスト16以上!早稲田実業の都大会での実績一覧 | 高校野球ドットコム
現在のチームの主将・清宮福太郎

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 10月31日、11月1日に秋季東京都大会は3回戦が行われる。勝利したチームがベスト8進出となり、来春の選抜に向けてまた一歩前進することとなる。東海大菅生関東一といった強豪校が勝ち残っている中で注目集まるのは早稲田実業だ。

 これまで早稲田実業は、都大会に出場すればベスト16以上の進出が4回連続となっている。
2016年:優勝(神宮大会準優勝)
2017年:ベスト16
2018年:ベスト4
2019年:予選敗退
2020年:ベスト16(30日時点)

 始まりとなった2016年の秋季大会では清宮幸太郎(現日本ハム)が主将として活躍。そして4番には野村大樹(現福岡ソフトバンク)を中心とした強力打線で決勝まで勝ち進む。そして日大三との決勝ではナイターまでもつれる壮絶な打ち合い。櫻井周斗(現横浜DeNA)の前に清宮は5打席連続三振に倒れるも、後輩・野村のサヨナラ打などで優勝を飾り、翌春の選抜に出場した。

 1年後、2017年の秋季大会は野村が主将となり、エース・雪山幹太(現早稲田大)や生沼弥真人(現早稲田大)が野村とともにチームを牽引。前年の優勝校としてベスト16まで勝ち上がるも、国士舘の前に0対1で破れてベスト16に終わった。

 2018年の秋季都大会では旧チームから経験を積んできたエース・伊藤大征(現早稲田大)が活躍。打線は新チームら主将で4番に座った生沼、茅野真太郎(現早稲田大)や宇野竜一朗らが中心となって活躍。ベスト4進出まで果たしたが、準決勝・東海大菅生中村晃太朗(現JFE東日本)-小山翔暉(現亜細亜大)の強力バッテリーの前に完封負け。2016年以来の優勝とはならなかった。

 そして2020年は、世代を代表するスラッガー・清宮福太郎主将を中心に、石郷岡 大成中村 龍之介といった強打者が打線を引っ張る。

 そしてエースには旧チームから実績を積んできた最速141キロ右腕・田和 廉を擁する強力な布陣。投打にタレント揃う優勝候補として順調に勝ち上がってきたが、ここから登場するチームはいずれも強豪ばかりだ。

 3回戦は今夏の東東京大会ベスト4まで勝ち上がった大森学園。今度はどういった試合展開を見せてくれるのか。兄・幸太郎から始まった流れを弟・福太郎が繋げるか。優勝候補・早稲田実業の今後の戦いぶりから目が離せない。

(記事:田中 裕毅)

◇10月31日の試合

2020年度秋季東京都高等学校野球大会
3回戦 東海大菅生    10  -  2    桜美林 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ
日大二    16  -  0    日本学園 駒沢野球場 応援メッセージ
八王子    3  -  1    日大鶴ヶ丘 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ
関東一    4  -  1    都立日野 駒沢野球場 応援メッセージ


◇11月1日の試合

2020年度秋季東京都高等学校野球大会
3回戦 二松学舎大附    12  -  0    佼成学園 駒沢野球場 応援メッセージ
早稲田実業    7  -  1    大森学園 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ
日大豊山    4  -  2    創価 駒沢野球場 応援メッセージ
日大三    1  -  0    都立小山台 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ


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2020年度秋季東京都高等学校野球大会

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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