横浜左腕3人衆・松本隆之介、伊藤将司、石川達也が同時ドラフト指名!目指すは一軍で躍動
左から伊藤将司、石川達也、松本隆之介
6月に掲載した「横浜高出身の社会人・大学生・高校生左腕3人が一斉にプロ入りの可能性!」で、3人の投手たちを紹介した。今回はその答え合わせとして、現役の松本 隆之介、OBの伊藤 将司。そして石川 達也の3人を見ていきたい。
指名結果は以下のようになった。
伊藤 将司:阪神タイガース 2位指名
石川 達也:横浜DeNAベイスターズ 育成1位指名
松本 隆之介:横浜DeNAベイスターズ 3位指名
まずは現役の松本 隆之介。ドラフト1位とはならなかったが、地元・神奈川が本拠地となっている横浜DeNAベイスターズにドラフト3位で指名を受けた。同じ左腕で注目された高田 琢登(静岡商)も同期して入団することとなり、互いに切磋琢磨をして左腕大国・横浜DeNAでポジションを確保できるか。慣れ親しんだ横浜スタジアムのマウンドで躍動する姿を1日でも早く見たい。
その松本とともに石川 達也も横浜DeNAから育成1位で指名を受けた。法政大では2年生春からリーグ戦デビューを飾り、2年生の秋に3勝をマーク。しかし3年生の時は未勝利に終わり、4年生秋も28日時点では1試合の登板のみ。これからの巻き返しに期待したい。
そして社会人・JR東日本の伊藤 将司は聖地・甲子園を本拠地とする阪神タイガースに2位指名。3人の中では最上位指名となり、しかもJR東日本で見れば10年連続でのプロ指名を受ける結果となり、節目の記録となった。
阪神には2019年に入団した横浜の後輩で同じ左腕の及川 雅貴もいるが、伊藤は2年生夏と3年生春に甲子園出場。さらに大学では日本代表や全日本選手権、神宮大会といった大舞台を経験。社会人野球では都市対抗と実績十分の即戦力として活躍が期待される。
3人のサウスポーがそれぞれプロへの道を歩み始めた。これからどんな投手へ成長していくのか。これからの活躍を楽しみにしたい。
(記事:田中 裕毅)