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現役引退を表明された石原慶幸(県立岐阜商出身)と五十嵐亮太(敬愛学園出身)ら1979年世代の現在

2020.10.14

現役引退を表明された石原慶幸(県立岐阜商出身)と五十嵐亮太(敬愛学園出身)ら1979年世代の現在 | 高校野球ドットコム

石原 慶幸選手(広島東洋カープ)

 12日、広島東洋カープでプレーしてきた石原慶幸県立岐阜商出身)の現役引退が報じられた。プロ19年目のベテラン捕手としてチームを支えつつ、メジャーで活躍している前田健太PL学園出身)など若手投手も育ててきた。

 2016年にはゴールデングラブ、ベストナインの両方も受賞した球界屈指の捕手は1979年世代。この世代には石原より一足先に現役引退を発表した五十嵐亮太敬愛学園出身)も含まれている。

 同時に2人が引退することとなったが、2020年シーズンをともに戦っている同期は、2人を除くと下記の選手がいる。
能見篤史鳥取城北出身)
28試合登板 1勝0敗3ホールド 防御率5.31

石川雅規秋田商出身)
11試合登板 1勝6敗 防御率4.55

細川亨青森北出身)
1軍出場無し

 中継ぎを中心に奮闘する能見はここまで28試合に登板。2012年に最多奪三振のタイトルを獲得し、2013年のWBCの日本代表にも選出されたサウスポーは現在も奮闘している。

 今シーズンの開幕投手を務めた石川は9月30日の試合で初勝利を掴み、これで19年連続で1軍で勝利を掴むことが出来た。巧みな投球術で残りの登板機会でどれだけ白星を掴めるか。

 そして西武、ソフトバンク、楽天と渡り歩き、2019年シーズンより千葉ロッテへ移籍した細川は1軍出場がない。石原と同じく捕手という重要なポジションを担い続け、ゴールデングラブとベストナインを2回ずつ受賞した経験を持つ。現在は優勝争いをしているチームだが、出番はあるのか。

 石原、五十嵐が揃って引退する1979年世代たちの奮闘をしっかりと目に焼き付けておきたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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