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開幕1軍へアピール続く川越 誠司!2011年選抜8強の北海ナインのその後

2020.06.10

開幕1軍へアピール続く川越 誠司!2011年選抜8強の北海ナインのその後 | 高校野球ドットコム
写真は2010年の神宮大会での北海

 パ・リーグ3連覇目指す埼玉西武ライオンズが9日、楽天イーグルスと対戦したが、衝撃の一打が飛び出した。プロ5年目・川越誠司北海出身)が7回に勝ち越しのツーランを放ってみせた。

 2015年のドラフトで投手として2位指名を受けた川越。しかし結果を残せず、打者へ転向。昨シーズンまで1軍出場がなかったが、開幕1軍へ猛アピールをする。そんな川越が躍動した2011年の選抜のメンバーを振り返っていきたい。

<準々決勝 対九州国際大付
1番ショート:森貴弘(同志社大 準硬式)
3番セカンド:川崎和哉(関西学院大)
4番ライト:川越誠司(北海学園大-埼玉西武)
5番ファースト:銭谷恒毅(日本大-日本製鉄室蘭シャークス)
8番ピッチャー:玉熊将一(法政大-明治安田生命)

 川越は選抜で12打数6安打2打点1本塁打と、4番打者としてチームのベスト8に大きく貢献した。そして川越とともに活躍したのがエース・玉熊。

 玉熊は選抜の3試合全て先発して完投。特に天理との一戦では9回132球の完封で準々決勝進出をたぐり寄せる投球を見せた。北海卒業後は、法政大へ進学し、社会人の明治安田生命で奮闘している。

 その玉熊と同様に、当時5番に座っていた銭谷は東都の強豪・日本大で腕を磨き、現在は地元・北海道の室蘭市に拠点を置く日本製鉄室蘭シャークスに所属している。

 そして1番・森は同志社大で準硬式、3番・川崎は関西学院大で硬式継続。川崎が2年生の時、チームは神宮大会に出場したが、試合出場とはならなかった。

 現在も継続している選手がいる中、打線の柱だった川越が西武でもバッティングで活躍できるか。今後も注目したい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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