菅野、山川、多和田など大卒選手が躍動!2018年タイトル受賞者を出身校とともに振り返る。
2018年、2年連続2度目の沢村賞を受賞した菅野智之
プロ野球の開幕準備が進む中、シーズン開幕を待ち遠しく思うファンも多いのではないだろうか。開幕に向け、おさらいも兼ねて、今回は2018年のタイトルホルダーを出身校と共に紹介する。
【セ・リーグ】*球団、登録名は当時
MVP 丸 佳浩 広島東洋(千葉経大付)2007年3位
新人王 東 克樹 横浜DeNA(愛工大名電高-立命館大)2017年1位
本塁打王 N.ソト 中日 41本塁打
打点王 W.バレンティン 東京ヤクルト 131打点
首位打者 D.ビシエド 中日 .348
最多安打 D.ビシエド 中日 178安打
盗塁王 山田 哲人 東京ヤクルト 33盗塁(履正社)2010年1位
最高出塁率 丸 佳浩 広島東洋 .468(千葉経大付)2007年3位
沢村賞 菅野 智之 読売(東海大相模-東海大)2011年1位
最多勝 菅野 智之 読売 15勝(東海大相模-東海大)2011年1位
大瀬良 大地 広島東洋 15勝(長崎日大-九州共立大)2013年1位
最優秀防御率 菅野 智之 読売 2.14(東海大相模-東海大)2011年1位
勝率第一位 大瀬良 大地 広島東洋 .682(長崎日大-九州共立大)2013年1位
最多奪三振 菅野 智之 読売 200奪三振(東海大相模-東海大)2011年1位
最多セーブ 山﨑 康晃 横浜DeNA 37HP(帝京-亜細亜大)2014年1位
最優秀中継ぎ 近藤 一樹 東京ヤクルト 42HP(日大三)2001年7巡目
【パ・リーグ】*球団、登録名は当時
MVP 山川 穂高 埼玉西武(中部商-富士大)2013年2位
新人王 田中 和基 東北楽天(西南学院高-立教大)2016年3位
本塁打王 山川 穂高 埼玉西武 47本(中部商-富士大)2013年2位
打点王 浅村 栄斗 埼玉西武 127打点(大阪桐蔭)2008年3位
首位打者 柳田 悠岐 福岡ソフトバンク .352(広島商-広島経済大)2010年2位
最多安打 秋山 翔吾 埼玉西武 195安打(横浜創学館-八戸大)2010年3位
盗塁王 西川 遥輝 北海道日本ハム 44盗塁(智辯和歌山)2010年2位
最高出塁率 柳田 悠岐 福岡ソフトバンク .431(広島商-広島経済大)2010年2位
最多勝 多和田 真三郎 埼玉西武 16勝(中部商-富士大)2015年1位
最優秀防御率 岸 孝之 東北楽天 2.72(名取北-東北福祉大)2006年希望枠
勝率第一位 M.ボルシンガー 千葉ロッテ .867
最多奪三振 則本 昂大 東北楽天 187奪三振(八幡商-三重中京大)2012年2位
最多セーブ 森 唯斗 福岡ソフトバンク 37セーブ(海部高-三菱自動車倉敷オーシャンズ)2013年2位
最優秀中継ぎ 宮西 尚生 北海道日本ハム 41HP(市立尼崎高-関西学院大)2007年3巡目
この年これらのタイトル獲得した日本人選手18名の中で、高卒が5名、大卒が12名、社会人出身が1名という内訳で、大卒選手の活躍がひかるシーズンだった。
セ・リーグでは、東海大出身の菅野 智之が投手三冠を達成し、2年連続2度目の沢村賞を獲得。パ・リーグでは、西武の沖縄出身で、中部商、富士大で先輩後輩関係の、多和田 真三郎が最多勝、山川 穂高が本塁打王に輝いた。
今年はどんな結果となるのか。まずは来たる開幕の日を楽しみにしたい。
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