【5月4日回顧録】ドラフト上位候補・山崎伊織(東海大)が明石商時代に躍動した報徳学園戦
明石商時代の山崎伊織
5月4日の思い出深い試合や名試合をプレーバック。今回は2016年5月4日、県大会秋春2連覇を達成した明石商を振り返りたい。
2016年の選抜でもベスト8に入った明石商。決勝戦の報徳学園戦のマウンドに登ったのはエースの吉高壮(日体大)ではなく、山崎伊織(東海大)だった。山崎は入学当初からエース候補として期待されていたが、怪我。またマウンド上でなかなか力を発揮できず、打ち込まれる日々も多かった。しかし3年春にかけて良くなり、先発投手として活躍。決勝戦では打線が序盤から爆発し、5回まで8得点。
山崎は完封勝利で優勝に貢献した。近畿大会でも活躍が期待されたが、肘痛のためベンチ外となった。その後、東海大でも主力投手となり、3年春には大学選手権出場。明石商の狭間監督は大学選手権の投球をスタンドから見ており、声をかけられたスカウトから次々と絶賛の声をいただいたという。
現在も肘の治療で復帰を目指す山崎。怪我を乗り越え、ぜひ公式戦に復帰した時、再び剛速球を見せてほしい。
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