News

落合博満、後藤 光尊など大学中退からプロで活躍した選手たち。岸潤一郎は続くことができるか?

2020.04.20

落合博満、後藤 光尊など大学中退からプロで活躍した選手たち。岸潤一郎は続くことができるか? | 高校野球ドットコム
岸潤一郎

 落合博満(元日本ハム)、後藤 光尊(元東北楽天)、小杉陽太(元横浜DeNA)、城石 憲之(元東京ヤクルト)、岡田幸文(元千葉ロッテ)、岸潤一郎(埼玉西武)の6名。この6人にある共通点がある。それは大学を中退しているということだ。

落合博満 秋田工-東洋大(中退)
後藤 光尊 秋田-法政大(中退)-川崎製鉄千葉
城石 憲之 春日部共栄-青山学院大(中退)
小杉陽太 二松學舍大附-亜細亜大(中退)-JR東日本
岡田幸文 作新学院高-日本大(中退)-全足利クラブ
岸潤一郎 明徳義塾高→拓殖大(中退)-徳島インディゴソックス

 今回挙げた5人は一軍でも実績がある。落合は、キャラクター、実力、実績含めて日本のプロ野球を代表する大打者。計3度の三冠王、510本塁打。そして中日の監督として計4度のリーグ優勝、計5回の日本シリーズ出場、日本一1回。まさに中退組のスターだ。

 そして後藤もプロ通算1361試合、通算1265安打、二桁本塁打3回と秋田出身のスター選手として語り継がれる選手。そして城石は東京ヤクルト時代、サブ・プレーヤーとして活躍し、通算817試合に出場。小杉は二松学舎大附時代、控え投手として甲子園出場を経験。しかし亜細亜大を中退し、JR東日本に入社し、都市対抗出場を果たして、社会人を代表する本格派へ成長。プロ入り後は、通算86試合に登板した。

 そして岡田は910試合に出場し、通算142盗塁。ゴールデングラブ賞2回経験した。

 岸は明徳義塾時代は4度の甲子園出場。さらに高校日本代表経験。今までの中退組の実績度ではピカイチだろう。しかし徳島インディゴソックスに再出発し、2年でNPB入りを果たした。3月は一軍のオープン戦を経験するなど、しっかりと経験値を積んでいる岸。中退組で活躍した先輩に負けない活躍を見せる事ができるか楽しみにしたい。

関連記事
広沢克実氏やオリックス・宮城などが出演。ポニーリーグはSNSで「自宅でできるトレーニング動画」を配信
緊急事態宣言が出た時点で中止は覚悟していた…。東都大学野球連盟のマネージャーの反応

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在28地区が決定、長野では松商学園がノーシードに

2024.05.10

【京都】昨年秋2回戦敗退の鳥羽が京都国際と対戦、昨年秋Vの京都外大西は西城陽と対戦<春季大会>

2024.05.10

【香川】昨夏甲子園Vの慶應義塾を招待!春4強が迎え撃つ<招待試合>

2024.05.10

【和歌山】2季連続Vを狙う耐久と10大会連続決勝進出を狙う智辯和歌山が対決<春季大会>

2024.05.10

【宮城】5大会連続V狙う仙台育英は名取北と白石工の勝者と対戦、東北とは同ブロック<春季大会組み合わせ>

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在28地区が決定、長野では松商学園がノーシードに

2024.05.06

センバツV・健大高崎は夏も強い! Wエース抜きで県大会優勝、投打に新戦力が台頭中!

2024.05.06

【関東】山梨学院と常総学院がそれぞれ優勝、出場校の対戦が確定<春季大会>

2024.05.06

【春季埼玉県大会】花咲徳栄4回に一挙10得点!20得点を奪った花咲徳栄が昌平を破り優勝!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>