News

菅野や勝俣、高橋優貴などが存在感 東海大系列出身のここまでの活躍は?

2020.03.08

菅野や勝俣、高橋優貴などが存在感 東海大系列出身のここまでの活躍は? | 高校野球ドットコム
開幕へ調整を続ける菅野智之(巨人)

 巨人の開幕投手が決まっている菅野智之東海大相模出身)は6日、オリックスとのオープン戦に先発登板し、9安打を浴びながらも6回1失点の粘投。20日のDeNAとの開幕戦を2週間後に控える中で、毎回走者を背負う苦しい投球になったが、四回に同じ東海大系列出身の勝俣翔貴東海大菅生出身)に許したソロ本塁打の1点のみにとどめた。

 ここで、東海大系列出身の選手でオープン戦に結果を残している選手を振り返っていきたい。

 菅野からソロ本塁打を放った勝俣は、ルーキーながらここまで6試合に出場し、9打数2安打、2本塁打を記録している。確実性にまだまだ課題を残すが、開幕1軍が見えてきた。

 また、勝俣と同じ東海大菅生出身の高橋優貴も開幕先発ローテーション入りへアピールを続けている。ここまで3試合9イニングに登板して、2失点と安定した投球を続けている。昨季は開幕ローテーション入りを果たし、初登板初勝利を含む5勝をマークした期待の左腕が、今季はどんな成績を残すか注目だ。

 またパリーグでは、日本ハムファイターズの渡邉諒東海大甲府出身)の活躍が目を引いている。
 昨季はケガの影響で出遅れるも、復帰後はレギュラーに定着して、プロ入り後初めて規定打席に到達。打率.262、11本塁打をマークし、ようやく才能を開花させた。
 今季のオープン戦でも好調を維持し、31打数10安打、本塁打こそないが打率.323を記録している。さらなる飛躍が期待できそうだ。

 大城卓三田中俊太(共に東海大相模出身)がやや低調で、期待のルーキー・海野隆司関西出身)も怪我で出遅れているのが気になるが、それでも東海大系列出身は新たな選手が続々と現れている。これからさらに注目だ。

(記事:栗崎 祐太朗)

関連記事
中田翔(大阪桐蔭出身)がオープン戦3号!平成生まれ最多本塁打王を突き進むことができるか?
通算180本塁打のスラッガー・浅村栄斗(東北楽天)が大阪桐蔭に入学した意外なワケ
履正社 悲願の初優勝までの軌跡 好投手に苦しめられた苦節の春【前編】

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.24

【関東】25日に準決勝、2戦6発の帝京の打棒が響き渡るか<春季地区大会>

2024.05.23

春季関東大会でデビューしたスーパー1年生一覧!名将絶賛の専大松戸の強打者、侍ジャパンU-15代表右腕など14人がベンチ入り!

2024.05.23

【鹿児島NHK選抜大会展望】本命・神村学園、対抗馬・鹿児島実、2強の牙城を崩すのは?

2024.05.23

強豪・敦賀気比の卒業生は、日本大、東京農業大などの強豪大、2名の内野手がプロへ進む

2024.05.23

【野球部訪問】鳥栖工は「練習の虫」のキャプテンの元で2年連続聖地を目指す

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】