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2年目を迎えた若き大砲候補・林晃汰。智辯和歌山で培った長打力を武器にブレークへ!

2020.03.24

2年目を迎えた若き大砲候補・林晃汰。智辯和歌山で培った長打力を武器にブレークへ! | 高校野球ドットコム
高校時代の林晃汰

 シーズン開幕が24日の予定となっているプロ野球。練習試合は一時休止となるが、若手選手にとってはアピールできるチャンスが広がっている。そのチャンスを掴もうとしているのが、広島カープの高卒2年目・林晃汰智辯和歌山出身)だ。

 22日の福岡ソフトバンクの2軍戦で4打数1安打。1打席目にはライトスタンドに突き刺すホームランを放った。すっと立ち、バットを肩くらいの高さでゆったりと構える。ヘッドもあまり入れすぎず、体の近くにバットを寄せるようにしてトップを作ってボールを捉える。反動を小さくしたコンパクトなフォームで飛ばしていた。

 高校時代を振り返ると、足を高々と上げて軸足にぐっとタメを作って構える。ヘッドもピッチャー方向に入れ込んで、大きな反動を使ってバットを走らせてボールを飛ばしていた。その時と比べるとかなり洗練されたフォームになっている。

 1年目に102試合に出場してチーム2位の348打席。打率.225をマークできたのは、フォームの変化も関係しているだろう。しかし長打率.384で19本の二塁打はリーグ3位と、高校通算49本塁打の実力はプロの世界でも健在。強打の智辯和歌山で磨き上げた長打力をプロの世界でも発揮できるか。2年目のブレークへ、成長した林の活躍に注目だ。

(文=田中 裕毅

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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