News

恐怖の2番打者・加藤響(東海大相模)「狙うは全国制覇」

2020.01.08

 東海大相模の恐怖の2番打者・加藤響鵜沼魁斗山村崇嘉西川僚祐のスラッガーが注目される東海大相模だが、インパクトまで無駄がなく、上半身、下半身の動きが連動した打撃フォームを見ると、完成度の高さという点では、トップクラスではだろうか。

 海老名シニア時代から強打の4番打者として2017年のベイスターズカップでは準優勝を経験。そして入学すると、最も早くデビューしたのは加藤で、関東大会ではショートとしてスタメン出場するなど活躍が期待された。

 ただそれ以降はスタメンに出場したり、出なかったりと満足いく活躍はできなかったが、2年秋になってから強打の2番打者として存在感を発揮。関東大会では本塁打を放ち、そして11月の高知高校との招待試合では森木大智から内角高めのストレートを振りぬき本塁打を放った。

 秋の大会が終わってから3番打者を任されるようになった加藤。
「ランナーを返す打順なので、自分が返せるように長打を打てるようになりたい」とクリーンナップとしての役割を果たすことを誓った。

 2020年の目標はもちろん全国制覇だ。
「自分たちが1年生のときに3年生はセンバツベスト4入りしているので、自分たちはそれ以上の結果を残せるように優勝を目指して頑張っていきたいと思います」

 2年ぶりのセンバツの可能性が高い東海大相模。出場が実現すれば、11年ぶりの優勝を目指し、どの打順でも持ち前の勝負強さを発揮する。

関連記事
【動画】選抜甲子園も濃厚!東海大相模・加藤響が2020年への意気込みを語る!
友永、大田、角とタレント揃いだった2008年の東海大相模。忘れられない「一塁ファールフライからのタッチアップ」
2020年に注目したい高校生野手カルテット 来田涼斗(明石商)、西川僚祐(東海大相模)、井上朋也(花咲徳栄)、土田龍空(近江)に要注目!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.07

【夏の甲子園地方大会抽選日&開幕日一覧・近畿地区】近畿一番乗りの抽選は17日の大阪、4府県が7月6日に開幕

2024.06.07

【夏の甲子園地方大会抽選日&開幕日一覧・北信越地区】新潟で21日に抽選会、7月5日の富山で組み合わせが出揃う

2024.06.07

明日夏の組み合わせ抽選! 今年の神奈川は「投手王国県」だ!東海大相模の198センチ左腕を筆頭に、ノーシードにも140キロ超え投手が続出【神奈川注目投手リスト】

2024.06.07

【夏の甲子園地方大会抽選日&開幕日一覧・東北地区】24日に宮城、秋田の抽選!7月6日の宮城が東北一番乗りで開幕

2024.06.07

大学日本代表候補42名が発表! 金丸(関大)・中村(愛知工大)・西川(青学大)のフル代表トリオや164キロ右腕らが選出! 今季不調の宗山(明大)は選出されず

2024.06.04

神村、鹿実の壁を破れ! 国分中央は「全力疾走・最大発声・真剣勝負」で鹿児島の頂点を狙う

2024.06.02

福岡に逸材現る! ケガから復帰後即144キロ! 沖学園2年生エース・川畑秀輔に注目だ!

2024.06.02

【鹿児島NHK選抜大会】神村学園が期待の2年生エース・早瀬の完投勝利で決勝進出!

2024.06.06

大阪桐蔭が選抜ベスト8の阿南光ら4チームと対戦!<招待試合>

2024.06.05

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在36地区が決定、徳島の第1シードは阿南光!第2シードに池田!<6月5日>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得