恐怖の2番打者・加藤響(東海大相模)「狙うは全国制覇」
東海大相模の恐怖の2番打者・加藤響。鵜沼魁斗、山村崇嘉、西川僚祐のスラッガーが注目される東海大相模だが、インパクトまで無駄がなく、上半身、下半身の動きが連動した打撃フォームを見ると、完成度の高さという点では、トップクラスではだろうか。
海老名シニア時代から強打の4番打者として2017年のベイスターズカップでは準優勝を経験。そして入学すると、最も早くデビューしたのは加藤で、関東大会ではショートとしてスタメン出場するなど活躍が期待された。
ただそれ以降はスタメンに出場したり、出なかったりと満足いく活躍はできなかったが、2年秋になってから強打の2番打者として存在感を発揮。関東大会では本塁打を放ち、そして11月の高知高校との招待試合では森木大智から内角高めのストレートを振りぬき本塁打を放った。
秋の大会が終わってから3番打者を任されるようになった加藤。
「ランナーを返す打順なので、自分が返せるように長打を打てるようになりたい」とクリーンナップとしての役割を果たすことを誓った。
2020年の目標はもちろん全国制覇だ。
「自分たちが1年生のときに3年生はセンバツベスト4入りしているので、自分たちはそれ以上の結果を残せるように優勝を目指して頑張っていきたいと思います」
2年ぶりのセンバツの可能性が高い東海大相模。出場が実現すれば、11年ぶりの優勝を目指し、どの打順でも持ち前の勝負強さを発揮する。
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