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夏の甲子園抽選日決定!

2020.01.29

夏の甲子園抽選日決定! | 高校野球ドットコム

 第102回全国高等学校野球選手権大会の第1回運営委員会(委員長=八田英二・日本高等学校野球連盟会長)が29日に行われ、これまで未決定だった組み合わせ抽選会の日時が8月7日(金)にフェスティバルホールで行われることが決まりました。

 大会の期間は昨年と同じく16日間で準々決勝翌日と準決勝翌日に設定される休養日を含みます。
 試合開始時刻も昨年と同じで、大会初日は午前9時から開会式。大会2日目から準々決勝が行われる大会12日目までは午前8時から第1試合。準決勝が行われる大会13日目は午前9時から第1試合。決勝は午後2時にプレーボールとなります。

 暑さ対策・熱中症対策も昨年以上の充実を目指し、一塁側と三塁側の両アルプス入場門に設置する学校応援団の日よけ大型テントを10張り増やして計20張りとする、ミスト扇風機を10台増やし計18台(駅前広場10台、内外野取り合い4台、アルプス外周4台)とする、地方大会への暑さ対策助成金をこれまでの1都道府県あたり15万円までから18万円までに増額するといった方策が決まりました。昨年の第101回大会で実施しているものも継続されます。

 また、阪神甲子園球場側による新たな施設整備では、昨年に28台増設した場内通路のエアコンをさらに10台増設すると発表されました。
 「暑さ対策は、やってもやっても、もっとやらなければいけないと私たちは考えています」と主催の朝日新聞社は話しました。

 さらに今大会は東京オリンピック開催に伴って開幕が8月10日と例年より遅く設定されているため、今大会に限りこれまでできなかった代表校の決定後の練習試合を条件付きで認めることも決まりました。

 全国大会の試合規定では「出場チームは代表決定以降、甲子園滞在中はもちろん、大会に参加する往復の途中でも試合をすることはできない」としてきましたが、「ただし、今大会に限り、甲子園入りするまでに同一地方大会に出場した加盟校と調整を目的とした練習試合を行ってもよいものとする。」の但し書きが加わることになりました。

 今夏は東西の東京大会が8月3日(月)決勝で発表された一方、熊本大会決勝が7月22日(水)予定で発表されるなど、地方大会から本大会まで約3週間空くチームの実戦感覚を損なわないためにも、今大会に限っての規定が設けられた形になります。但し書きを読み解くと、例えば沖縄の代表校は、夏の沖縄大会に参加した他のチーム相手の練習試合が地元で行えるようになるということになりますね。

 夏の地方大会後の練習試合となると、代表校は3年生主体の旧チーム、地方大会で敗れた相手校は2年生主体の新チームになる可能性がありますが、主催者サイドからは各チーム間の判断に任されるという方針が明かされました。

 第102回選手権本大会の開幕は、東京オリンピック翌日の8月10日(月・祝)です。

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(文=松倉 雄太

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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