News

21日〜22日の関東地方見所を紹介 東海大相模や浦和学院、木更津総合など強豪がそろい踏み

2019.09.20

21日〜22日の関東地方見所を紹介 東海大相模や浦和学院、木更津総合など強豪がそろい踏み | 高校野球ドットコム
関東屈指の好投手・篠木健太郎(木更津総合)

 つい最近まで残暑が鬱陶しく感じられたが、関東地区はあっという間に肌寒さを感じるようになった。そんな中、高校野球は選抜甲子園に向けた熾烈な戦いが本格化してきた。
 9月21日から23日の三連休は、好カードが続出する。東京は、23日で本大会出場校全てが出揃う。千葉、埼玉は21日からいよいよ県大会がスタートする。神奈川と群馬では21日、22日に準々決勝、そして茨城は21日に準決勝、22日に決勝戦が行われる予定である。

 そんな中から注目カードを抜粋して、その見所をお伝えしたい。

21日 秋季神奈川県大会 準決勝 東海大相模vs湘南工大附
 夏の神奈川を制した東海大相模と、昨秋もベスト8まで進出し堅実な強さを誇っている湘南工大附鵜沼魁斗山村崇嘉西川僚祐などが並ぶ重量打線に対して、湘南工大附がどこまで粘りの野球を見せることが出来るか注目だ。

21日 秋季千葉県大会 木更津総合vs袖ヶ浦
 何と言っても木更津総合のエース右腕・篠木健太郎に注目が集まる。しなやかフォームから、140キロ台中盤のスピンの利いた直球を投げ込み、関東でも指折りの好投手だ。打線も力のある打者が揃っており、袖ヶ浦がどんな対策を練って戦うか注目だ。

21日 秋季茨城県大会 準決勝
明秀日立vs霞ヶ浦
常総学院vs石岡一

 秋季茨城県大会は、一足早く21日に準決勝を迎える。甲子園出場が記憶に新しい霞ヶ浦明秀日立石岡一の3校に加えて、長年にわたり茨城県の高校野球を牽引する常総学院の顔ぶれとなった。実力は拮抗しており、どこが優勝を飾ってもおかしくなく、また近年に台頭する勢力と常総学院との勢力図の変化も見逃せない。

22日 秋季埼玉県大会 2回戦 川越工vs浦和学院
 夏ベスト8、過去2度の甲子園出場の経験を持つ川越工と、県内指折りの強豪・浦和学院が激突する。注目は1年生ながら浦和学院のエースで4番を務める三奈木亜星だ。山口東シニア時代から注目集めていた三奈木を中心とする浦和学院に、川越工がどんな揺さぶりをかけていくか注目だ。

22日 秋季神奈川県大会 準々決勝 桐光学園vs横浜
 この週末では屈指のカードと言っていい。木下幹也松本隆之介の二枚看板に加えて、度会隆輝を中心とした打線は高い総合力を持っている。そして対する桐光学園には、エースで4番の安達壮汰がいる。安定感抜群の投球に、パワフルな打撃は今や関東でもトップレベルの選手と言える。横浜が総合力でどこまで安達を崩せるかがポイントになるだろう。

 センバツへとつながる大事な秋の陣。注目選手たちはどんな活躍を見せてくれるのか。そして新たなスター候補生は現れるのか。各地の熱戦に注目したい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.16

【秋田】秋田修英と秋田工が8強入り、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?