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全国レベルの150キロ右腕!キャッチボールからでもわかる才能の高さ 日大三 井上 広輝

2019.03.02

 2018年12月に行われた東京代表のキューバ遠征のバッティング練習の様子から日大三井上 広輝をピックアップして紹介していく。

 井上は2019年度の高校生を代表する速球派投手の一人だ。全国デビューとなった2018年の選抜では最速147キロをマーク。夏の甲子園では最速150キロと大台に乗せた。

 ストレートの回転数はほかの140キロ台を投げる投手と比較しても高く、空振りが奪える。ストレートに強いキューバ打線を相手にしても三振を奪うことできた。

 変化球はチェンジアップが最も良い。打者の手元でブレーキして、シンカーの軌道で落ちていく。軌道は左の強打者でも空振りを奪える球種だ。
そのほかにも120キロ台のフォーク、100キロ台のカーブを投げ緩急をつけるのも上手い投手だ。

 その能力の高さはキャッチボールからでもわかり、50〜60メートルの距離でもライナー性のボールを投げれる地肩の強さがある。

 昨秋は東京都大会1回戦で敗れてしまった日大三だが最速150キロ右腕・井上 広輝を筆頭に2018年の成績を越えていくこと期待したい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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