イニング間の準備投球は、国際基準に合わされるのか?投手は要チェックのこの変更!
2019年度の野球規則改正が昨日(28日)にNPBのHPで発表されました。今月11日に行われたプロアマ合同の日本野球規則委員会で決定されたものです。
大きな改正としては、国際基準に合わせ、昨年のMLBルール改正に伴ってイニング間の準備投球を「8球以内、1分以内」と規定していた条件を削除したことです。
これまでイニング間のキャッチボールはベンチ前のみ制限されていたのが、投手・野手関わらず、さらにブルペンでも禁止となりました。ただ、プロは今シーズンは禁止されず、高校野球もこの規則の導入の予定は現時点ではないということです。
昨年から導入していた社会人野球に続き、大学野球でも今シーズンから適用していく予定ですが、今月15日に行われた全日本大学野球連盟監督会では質問が相次いだということです。
さて野球規則改正は発表されましたが、高校野球特別規則とアマチュア野球内規の2019年度版は今後発表されます。
高校野球関係者の皆さんは、この点については注意が必要です。
(文:松倉雄太)