試合レポート

開志学園vs北越

2018.05.07

開志学園強力打線が火をふき、シード校・北越をコールド撃破

開志学園vs北越 | 高校野球ドットコム
高野心成(開志学園)

 [stadium]鳥屋野運動公園野球場[/stadium]第2試合には、第3シードの北越が登場。近年めきめきと力を付けている開志学園との試合は2回戦屈指の好カードの呼び声が高く、球場にも多くの人が詰めかけた。試合は意外な形で決着した。

 北越片桐蕗都(3年)、開志学園川端一叶(3年)の両右腕で始まったこの試合。試合が動いたのは三回、北越は1番・清水心介(2年)、4番・小林稜(3年)のツーベースなどで一挙4点を先制する。一方開志学園も、その裏、二死満塁のチャンスから、4番・前田陸(3年)が右中間へ運び、2点を返す。開志学園は続く四回にも、北越2番手の幸田大和(2年)から、6番・藤原人和(2年)がレフトスタンドへソロホームランを叩き込み、1点差に詰め寄る。一方の北越打線は、開志学園2番手・佐藤論和(3年)のリズムのいい投球にチャンスを作れない。

 

 

 迎えた六回、開志学園は先頭の代打・柏大誠(2年)がツーベースで出塁すると、二死後、8番・西川瑠斗(2年)のタイムリーで同点。さらに四球、1番・植松尚輝(3年)のヒットでチャンスを広げると、2番・大関秀(3年)のタイムリーで逆転。さらに3番・高野心成(2年)の走者一掃のタイムリースリーベースなどでこの回一挙7点。4対10とリードを6点に広げる。開志学園は八回にもエラーで出塁した打者を送りバントで進塁させ、3番・高野がレフトオーバーのツーベースで勝負あり。11対4、八回コールドで開志学園が第3シードの北越を敗って3回戦へ進出した。

(取材・写真= 町井 敬史

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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