News

田中正義が新フォームで復活!大学時代との違いは??

2018.03.02

田中正義が新フォームで復活!大学時代との違いは?? | 高校野球ドットコム
右ひじを高く上げるフォームが特徴だった田中正義選手(U-18代表・壮行試合より)

 福岡ソフトバンク2年目の田中正義が28日、東北楽天との練習試合で中継ぎで登板。1回を無失点に抑え、最速150キロを計測した。昨年に比べて、大きな前進だ。即戦力として期待された1年目は肩の違和感で、一軍登板0、二軍登板でさえも1試合に終わった。

 投手にとって投げられないほど、つらいものはない。田中は肩の状態が上向いたり、下がったりと一進一退の状態が続きながらも、フォームを見直してきた。その中でたどり着いたのが、右肩に負担が少ないフォーム。では、どこが変わったのか?それは、テイクバックの時の動きがヒントだ。

 田中正義といえば、始動からフィニッシュまで躍動感あふれる投球フォームが魅力だが、以前は右ひじを高く上げてトップに入る動作を行っていたが、現在の田中は右ひじを高く上げることなく、自然な形でトップに入るようになった。もちろん150キロ台のストレートを連発していた以前のフォームも悪いわけではない。だが、その時の体の状態によって自分に合った投球フォームも変わってくる。今の田中にとって、現在の投球フォームは負担がなく、力が発揮できるものなのだろう。

 これから田中はさらに状態を高めて、再び常時150キロ台のストレートで圧倒するピッチングを見せてくれるはず。自慢のストレートで再び魅了したい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.05

【関東】常総学院、花咲徳栄などが関東大会進出!5日の山梨準決勝で出場校がすべて決定!

2024.05.05

【春季埼玉県大会】花咲徳栄9回一挙5得点!山村学園のプロ注目左腕・西川を攻略し逆転で関東大会へ!

2024.05.05

【岩手】花巻東が第1代表掴む!大船渡、盛岡中央などが敗者復活戦で代表<春季地区予選>

2024.05.05

【福井】福井工大福井がサヨナラ勝ちで5年ぶり優勝!敦賀気比を破って北信越大会出場も決める!<春季県大会>

2024.05.05

【群馬春季大会】樹徳が10年ぶり関東大会出場!バッテリーが勝利の立役者に!

2024.05.01

春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!

2024.04.30

大阪大などに卒業生を輩出する進学校・三国丘  文武両道を地で行く公立校は打倒・強豪私学へ「何かしてやりたい」

2024.04.30

【岩手】宮古、高田、久慈、久慈東が県大会出場へ<春季地区予選>

2024.05.01

【神奈川】関東大会の切符を得る2校は?向上は10年ぶり、武相は40年ぶりの出場狙う!横浜は6年ぶり、東海大相模は3年ぶりと意外にも遠ざかっていた春決勝へ!

2024.04.30

【山口】宇部鴻城が西京を下して7年ぶり優勝!<春季大会決勝>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>