【沖縄】オフシーズンの祭典!第46回沖縄県高校野球部対抗競技会が開催!
オフシーズンの祭典!野球部による陸上競技大会が開催された!
第45回沖縄県高校野球部対抗競技会が開催!
1月6日の土曜日、恒例となった第46回沖縄県高校野球部対抗競技会が沖縄県総合運動公園陸上競技場をメインに行われた。
全国に先駆けて行われてきた野球部だけによる、各校の対抗戦はグラウンドで交わす火花とはまた一味違う魅力にあふれる。グラウンドでは、打ち損じやエラーといったマイナス要素が、選手たちの明暗を分けることも多いが、競技会では自分たちの培ってきたパワーや技術、瞬発力や持久力といった”身体能力”を、ほぼプラス思考のみで思う存分発揮させることが出来る。
それが、選手たちの真剣な表情や多くの笑顔を生む。または、一番最後尾で帰ってくる選手に対し、他校の選手たちから「最後まで頑張れ!」というエールと拍手が生まれる。勝敗だけではない、高校野球の本質を持つのがこの競技会なのだ。
種目は100m走、1500m走、立ち三段跳び、遠投、塁間継投、塁間走、打撃、そして1800mリレーの8つ。それを種目別に9名ずつ(種目別に違う選手でOK)がエントリーし、タイムや距離を競う。野球部らしく、9名ずつという対決にしたことは本当に英断だと思わざるを得ない。
ファイナルを飾る1800mリレー(200m×9人)では、読谷高校野球部が一位。中部商高校が二位、コザ高校が三位に入った。全記録が出揃うまでには日にちが必要だが、この上位校が春の大会と最後の夏でも勝ち残る可能性は高い。5日と7日が雨で、この日は曇り模様ながら開催されたのを見ると、今年も沖縄県の高校野球は祝福される!そう思った1日であった。
(文=當山 雅通)