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「夏の甲子園2部制」に強豪校監督から歓迎の声!昨夏、大会初日に8時間現場待機した浦和学院「調整がしやすい」

2024.04.20


森 大監督(浦和学院)※写真は過去の取材より

19日、今夏の甲子園第2回運営委員会が大阪市内で開かれ、8月7日開幕の本大会の試合開始時刻と、4日の抽選会開始時刻などが決まった。

今大会は暑さ対策をさらに推し進めるため、「2部制」の導入が決定した。熱い日中の試合開始を避け、午前と夕方に試合を始めるというものだ。この2部制は一日3試合が行われる日に限って導入される。

2部制が行われる3試合日は、大会前半3日間に集約する。
大会第1日は、8時30分に開会式が始まり、第1試合を午前中に行う。第2試合と第3試合は夕方以降に実施される。大会2日目と3日目は第1試合と第2試合を午前、第3試合を夕方に実施する。
一日4試合が行われる第4日(8月10日)から準々決勝(19日)までは、昨年までと同じ時間割となる。

この2部制について、昨夏の甲子園の初日第3試合を戦った浦和学院の森大監督は、「この2部制は本当にありがたいです」と歓迎した。

昨年の浦和学院は、午前9時に始まった開会式後、球場周辺に残りながら第3試合まで待機した。加えて第1試合が3時間、第2試合が2時間40分とかなり長引いたため、浦和学院の試合開始は17時35分になってしまった。
「本当に調整が難しかったですね。それは相手の仙台育英さんも条件が同じだと思いますが、9対19という点差になったのは、この影響は否めないと思っています。2部制という形が最初から分かっていると、我々もそこに向けて調整がしやすいですね。もちろん夏バテ対策にもなります」
この2部制。実際に始まってからはどんな感想が聞かれるだろうか。

【関連記事はこちら】
・今大会の日程詳細

 

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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