試合レポート

大洲vs松山北

2017.07.22

「ルーズベルトゲーム」制した大洲、逆転サヨナラで6年ぶり3回戦進出!

 松山北13安打・5四死球。大洲10安打7四死球。1回表・松山北の3点先行で始まった一戦は壮絶な点の奪い合いとなった。

 3回裏に大洲は二死一・二塁から6番・谷田 祐翔(2年・一塁手・178センチ80キロ・内子町立内子中出身)が放った右中間勝ち越し2点三塁打などで5点を奪い逆転すると、松山北も1点を返した後の7回表に3番・三宅 博登(3年・中堅手・176センチ72キロ・右投右打・松山市立久米中出身)の2打席連続三塁打を含む3安打2四死球1失策を絡め3点を奪って7対5。継投策も奏功し、勝利を目の前まで引き寄せる。

 しかし、大洲は最後まであきらめなかった。先発・大谷 亮斗(3年・173センチ70キロ・左投左打・大洲市立大洲東中出身)が133球で9回を投げ切り、打線に望みを託すと9回裏は無死一塁から4番・堀 大陸(3年・捕手・173センチ67キロ・右投右打・西予市立肱川中出身)が左翼線に適時三塁打を放って同点。さらに大谷も四球を選んだ後、谷田がこの試合4打点目となる中犠飛で逆転サヨナラ勝ち。2時間29分の末、凱歌は大洲に上がった。

 なお、大洲は6年ぶりの3回戦進出。7月23日(日)[stadium]西条市ひうち球場[/stadium]で10時から行われる小松との一戦で2000年以来17年ぶりの大会ベスト8進出を狙う。

(レポート=寺下 友徳

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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