千葉敬愛高等学校(千葉)
試合前整列(千葉敬愛)
千葉で一番長い夏に
■千葉敬愛ってどんな学校?
1925年に関東中学校として創立した千葉敬愛高校。部活動との「文武両道」を目指している千葉敬愛高校の部活はソフトボール部や水球部などがあり、水球部は千葉県の大会を4連覇するなど力がある。野球部は強豪校でプロ野球選手も輩出していて、甲子園にも出場した経験を持つ。この春は関東大会出場を決めており、Aシードとして夏を迎える。
■名物練習の「よしおか」って何?
1年生27名、2年生26名、3年生26名の計79名で練習に取り組む千葉敬愛野球部。終盤に強く、つなぐ野球ができる今年のチーム。全員野球で目標の「優勝」を目指している。グラウンドは男子ソフトボール部と共有しているため、お互いメニューを工夫しているそうだ。そんな千葉敬愛野球部の名物練習は「よしおか」。「四街道市総合運動公園まで3キロをランニング。その後クロスカントリーを90分行い、学校までの3キロの道のりを再びランニングで戻ります。」と話すのは先崎 丈智主将。厳しいメニューを皆で乗り越えてきた。
■柏南戦での再試合
新チームが始まったときは「決意」と「覚悟」を胸にスタートした。そんな中での秋季大会。先崎主将が印象深い試合に挙げた試合が柏南戦の再試合になった試合だ。3点ビハインドの15回裏。執念で3点差を追いついた。「追いついた嬉しさと、試合を決められなかった悔しさが入り混じってました」と先崎主将。再試合となった試合では9対6で負けてしまった。
「負けないチーム」をテーマに厳しい冬を過ごしてきた。このテーマは秋の悔しさから来ているものだ。
■活躍してきた選手を紹介!
この1年間活躍してきた選手を先崎主将に挙げてもらうと小儀 龍、石山 大樹、大関 尚の名が出た。小儀は長打力、石山はチームの大黒柱、そして大関は功打攻好守の選手としてそれぞれ活躍してきた。夏はこの3人に加え、日下部 颯汰、石山 大樹、新原 渉吾の3人の活躍が欠かせない。日下部は50メートル5秒9の俊足。チームを引っ張り、球場を駆け巡る活躍に注目だ。
■千葉で一番長い夏に
夏に向け、「優勝」を目標に関東大会での経験を活かし、一人ひとりが課題を持って取り組んでいる。「千葉で一番長い夏にします」と先崎主将。
秋の悔しさ、関東大会での経験。夏を制する準備は整った。
シートノックの様子(千葉敬愛)
最後は皆が笑顔で
ここからは引き続き先崎 丈智主将(3年)と日下部 颯汰副主将(3年)にお話を伺いました。
Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。
先崎:守備のミスとバントなどの細かいミスをいかになくすかです。
日下部:守備面でのミス、バントの失敗が多い、積極的な走塁、ベンチでの声の出し方です。
Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください
先崎:秋の柏南戦での再試合です。
日下部:秋季大会での準々決勝、柏南戦です。
Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!
先崎:粘り強く勝ち上がっていく姿を見せてほしいです。
日下部:1番打者としての活躍、センターからの声掛け、50メートル5秒9の足を見てほしいです。
Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?
先崎:つなぐ野球、勝負強さ、執念です。
日下部:大会前になると皆の目つきが変わり、1人1人が勝利に向かって熱くなれるところです。試合の後半になってからの追い上げは負けないと思います。
Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください
先崎:千葉で一番長い夏にします。
日下部:千葉で一番長い夏にして、最後は皆が笑顔で終わりたいです!
先崎選手・日下部選手、ありがとうございました!
[page_break:つかむぞ優勝!]試合後ミーティング(千葉敬愛)
つかむぞ優勝!
ここからは山崎 祐司監督にお話を伺いました。
Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。
スロースターターが多い中、終盤に強く勝負強いチームを作ろうと心掛けました。全員でつなぐ野球が強みです。
Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!
お前達の夏だ。思うように目一杯やれ!つかむぞ優勝!
山崎監督、そして千葉敬愛野球部の皆様、ありがとうございました!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏 特設ページ】
各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!