神戸国際大附vs近江
取れるべきはずのアウトを取れず・・・
神戸国際大附属 後藤貴大
雨が強くなった第3試合は、序盤に大量リードを奪った神戸国際大附が7回コールドゲームで快勝した。
神戸国際大附の青木 尚龍監督、近江の多賀 章仁監督がともにポイントに挙げたのが1回裏の4点。中でも近江の多賀監督は、「あれが余計だった」と1番・森田 貴(2年)に二塁打を浴びた後、2番・後藤 貴大(2年)に与えた死球を悔やむ。
その直後、今度は神戸国際大附が動かした。3番・片岡 大和(2年)がセーフティ気味のバントをヒットにする。守る近江にとっては取れるべきはずのアウトの機会を2回とも逸してしまうことになった。
無死満塁のチャンスを作った神戸国際大附は4番・猪田 和希(2年)、5番・北山 凌大(2年)の連続タイムリーなどで4得点。近江の先発・松岡 裕樹(1年)を1回途中でノックアウトした。
大きなリードをもらった神戸国際大附のエース・黒田 倭人(2年)は、「雨が強かったので、ストライク先行で打たせて取ろう」という猪田のリードに応え快投。7回を2安打に抑えて完封した。
注目記事
・2016年秋季大会特設ページ