群馬県立前橋高等学校(群馬)
群馬県立前橋高等学校
攻める気持ちを忘れずに、群馬を制す!
群馬県立前橋高等学校は、群馬県前橋市下沖町に所在する、とても部活動が盛んな学校。進学校でもあり、「東大を目指しながら」部活動に取り組む姿勢はまさに文武両道といえます。野球部は今年の春季関東大会に出場し(試合レポート)、過去の甲子園出場経験は1926~2002年の間に7回。また、OBには高校野球の甲子園史上、初めての完全試合を達成した、松本 稔元投手などがいます。
現在の野球部は主将の苗村 園選手を筆頭に、計61人(3年生15人、2年生27人、1年生19人)で活動しています。「打撃・集中力・爆発力」の3つがウリのチームで、新チームがスタートしてから迎えた安田 智則監督の誕生日には、みんなでケーキを買って祝ったというエピソードもあり、チームの雰囲気の良さが感じられます。
そんな野球部の名物練習は、バンドダッシュ。「2人組になり後ろの人がバンドで前の人を引き、前の人がそれに負けないように走るという練習を取り入れ、心身共に日々鍛えられています」と、苗村主将。春の大会では、そんな日々の成果が発揮され、春季関東大会出場を果たします。「個々の打撃、打線の繋がりに手応えを感じ、自身も深まりました。しかし、チャンスで1本出すこと、走攻守の細かいところまで詰めるというのが課題となりました」と苗村主将は振り返ります。
夏の大会では、テンポの良いピッチングで打撃、守備の良いリズムを作る相馬 孝成選手と、前チームからの経験を活かし、存在感でチームを引っ張っていく吉澤 孝樹選手を軸に、チームの4番・三上 直規選手の活躍ができます。「チャンスでしっかりランナーを返すことに期待しています」と、苗村主将も期待を寄せていました。
最後に意気込みを伺うと、「自分たちはチャレンジャー。攻める気持ちを忘れずに、群馬を制したいと思います!」と、夏の大会へ向けての熱い意気込みを語ってくれました。
「いけいけ前橋」を甲子園で轟かせたい
群馬県立前橋高等学校
ここからは前橋の、3年生二塁手・吉澤 孝樹選手と、3年生投手・相馬 孝成選手にお話を伺いました!
Q. 引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
吉澤 孝樹(以下「吉澤」):東農大二です。中学時代の中の良かった霜田 渓に、「お前のいる東農大二には絶対負けない」と約束しているのですが、まだ試合をしたことがないので、対戦したいです!
相馬 孝成(以下「相馬」):僕は伊勢崎清明と対戦したいです。一昨年の秋の試合で大差をひっくり返されてサヨナラ負けをしたのですが、リベンジが果たせていないので。
Q.リベンジも友達との約束も果たせるといいですね!試合では自分のどんなところに注目してほしいですか?
吉澤:グラブさばきと、試合中の選手間でのコミュニケーションを見てほしいです。
相馬:制球力とバント処理などのフィールディングに注目!
Q. 技術やチームワークの良さにも注目ですね!ところでお2人が思う高校野球の魅力を教えてください。
吉澤:学校のみなさんに声援をただけたり、負けられない世界で真剣勝負ができるところが魅力だと思う。
相馬:個々の能力が高いチームが相手でも、チーム力や流れの良さで勝てるところですね。
Q. 高校野球ってたくさんの魅力がありますよね。それでは最後に、夏に向けて、こういう夏にしたい!というのを教えてください。
吉澤:「前橋不敗神話」を作る!
相馬:「いけいけ前橋」を甲子園で轟かせたい!
吉澤 孝樹選手、相馬 孝成選手ありがとうございました!今年も熱い夏にしてください!
[page_break:「結果よりもやるべきことをやろう」]「結果よりもやるべきことをやろう」
■安田 智則監督に質問!
群馬県立前橋高等学校
Q. どんなチームを作り上げてきましたでしょうか。このチームの強みを教えてください。
「結果よりもやるべきことをやろう」ということを一番のテーマにしてきました。「やらない失敗」もあるので、思い切って伸び伸びプレーすることを夏に向けても継続していきたいです。
Q. 最後に、夏に燃えるチームへ向けて、安田監督からメッセージをお願いします!
後悔だけはしないように、やりきってもらいたいです。
安田 智則監督、そして前橋高校野球部の皆様ありがとうございました!活躍を楽しみにしております!
今年も大好評!
【僕らの熱い夏2016 特設ページ】
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