清宮幸太郎が通算本塁打47号!通算80本以上を打っている選手は?
清宮幸太郎選手(早稲田実業)
清宮幸太郎が通算本塁打47号!通算80本以上を打っている選手は?
清宮幸太郎選手は、29日に開催された松商学園との招待試合で、計3本の本塁打を放ち、通算本塁打は47本とした。会場となった四賀運動広場は、老朽化により改修が決定。改修前の最後の大イベントとして、早稲田実業OBの荒木大輔氏を招聘し、さらに早稲田実業vs松商学園の招待野球試合も実現することになったのだ。
その記念すべき試合で3本のホームランも打った清宮はまさに役者といえるだろう。同校OBだと2学年上の加藤雅樹選手に並ぶ通算本塁打数だが、それを高校2年生の5月で並ぶのだから、驚異的なペースといえるだろう。清宮は常々、80本以上は打ちたいと話していたが、このペースならば、最終学年までに80本以上の本塁打を打つ可能性は高い。
今回は80本以上を打っている主な選手を紹介したい。
山本 大貴(神港学園-JR西日本)107本
黒瀬健太(初芝橋本-ソフトバンク)97本 インタビュー
伊藤諒介(神港学園-法大-大阪ガス)94本
中田翔(大阪桐蔭-北海道日本ハム)87本 インタビュー
大島 裕行(埼玉栄-西武)86本
横川 駿(神港学園-立命館大)85本
鈴木 健(浦和学院-西武-ヤクルト)83本 インタビュー
中村 剛也(大阪桐蔭-埼玉西武)83本
なんと8人いる。このうち5人がプロ入りして、通算100本塁打以上を打っている選手が、中田(140本)、鈴木(189本)、中村(313本)と3人いるのだから、高校通算本塁打は、プロの活躍度を示す上では大事なデータともいえる。
清宮の最大の魅力はボールをコンタクトする能力。とにかく三振が少ない。高レベルな投手相手にもしっかりとミートできる清宮のミートセンスは別格。
さらに2年春までに公式戦9本塁打を打っているのも凄い。この調子で本塁打を重ねていけば、夏では10本目、来年には20本、さらに甲子園出場を果たし、公式戦の試合数が増えれば、30本も見えるかもしれないのだ。夏までの練習試合でどこまで本塁打を量産できるか、注目をしていきたい。
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