成否は勝負の分かれ目に直結！バントの基本をおさらいしよう！
バントの基本をおさらいしよう！
成否は勝負の分かれ目に直結！バントの基本をおさらいしよう！
決めて当然、と思われがちなバントだが、そう思えば思うほどプレッシャーは重くのしかかってくる。苦手意識をもっている球児も多いのでは？
もしくは、得意なあまりここぞという場面でセーフティーバントを仕掛け…たは良いけど気が焦ってしまい大失敗、大目玉を食らったという経験をもつ球児もいることだろう。
バントは意外に軽く見られがちだが「バントの失敗は試合の負けにもつながる」と、侍ジャパントップチームのコーチを務める仁志 敏久さんも大事にしているプレーのひとつ。
逆に言えば、しっかりとバントを決めることが出来るチームは負けの可能性を少なくすることが出来る。
ここで改めて「仁志敏久から学ぶ 野球の基礎・基本【打撃編】」から、バントをテーマにした動画をチェックしてみよう。
まずは、【正しいバントの基本 その1】、【その2】。
・手で操作しようとしない
・転がしたい方向を決めて構える
・ボールをよく見る
・打球が強くならないようにバットの先に当てる
・ボールへの上下、前後の対応は膝、もしくは体全体で調整
当たり前じゃないか？と思う球児もいるかと思うが、その当たり前をきちんとできるかどうかが大切なポイント。
動画では仁志さんによる素早く無駄のない体重移動も見られるのでぜひチェックしてほしい。
次に、【セーフティーバント】。
足に自信のある選手は、これを決めたときの快感はたまらないのでは？
それだけに、走り出すことを第一に考えがちなのだが、まずは形を作って転がさないと始まらない。
焦って無造作にバットを出してもファールになるだけなので、基本を忘れずに。
・送りバントと同様にしっかり形を意識
・打球を転がすこと、方向、強さを第一に考える
最後に【プッシュバント】。
試合の中でアイデアのひとつとして持っておくと、攻撃で行き詰った時に有効だ。
これまでバントと違うのは、打球にある程度勢いを付けなければならないということ。そのために気を付けたいのは以下の通りだ。
・打球に勢いをつけるために芯でボールを捉える
・送りバントよりもバットは長く持つ
・後ろ脚のステップの勢い、押しで打球を強くする
いずれも手だけでどうにかしようとしないこと。
焦るとどうしても小手先に頼りがちなので、普段通りに落ち着いてやるということが一番だ。そのためにも日々の練習が欠かせないのは言うまでもない。
ヒーローへの道は、一日にしてならずだ。
