柳田悠岐選手が30盗塁達成!成るか史上最高打率でのトリプルスリー!!
▲柳田 悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)
■柳田悠岐選手が30盗塁達成!成るか史上最高打率でのトリプルスリー!!
シーズン前、高校野球ドットコムインタビューで語っていただいた目標を見事達成。トリプルスリーの達成はほぼ確実となった。
柳田選手は広島商から広島経済大を経て2010年のドラフトで福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受け入団。
2軍でしっかりと実績を積んだ後、プロ入り3年目の2013年には2桁本塁打(11本)、2桁盗塁(10個)を決めると、昨年2014年には初めて規定打席に到達し、いきなりリーグ3位の打率をマーク。走っては33盗塁、守ってはゴールデングラブ賞、さらには日本シリーズ優秀選手賞、日米野球MVPを獲得するなどまさに大ブレイク。期待がかかる今年も見事そのプレッシャーを力に変え、大活躍を見せてくれた。
現在、125試合に出場し、469打数173安打の柳田選手。残り18試合を4打数打ってすべて無安打でも打率3割を切ることはない。トリプルスリーはほぼ確実なのである。そんな柳田選手が目指すは「史上最高打率のトリプルスリー達成」だ。これまでトリプルスリー達成者は、8人いるが、最高打率は1950年に達成した別当薫選手(毎日)の打率.335。この年、別当選手は43本塁打、34盗塁とまさに異次元の成績である。
ちなみにMLBでは22人達成者がおり、史上最高打率は1997年にラリー・ウォーカー選手(ロッキーズ)の打率.366である。柳田選手が目指すところはそこである。では現在、打率.369の柳田選手がこの数字を超えるには、どのペースで打てばいいのか?残り18試合をすべて4打数打ったとすると、540打数になる。打率.366以上超えするのは、199安打。残り26安打を打たなければならない計算になる。ただ柳田選手は四球での出塁は多い選手なので、ハードルは今回挙げた数字より低くなる可能性は高い。今後、柳田選手を見るべきポイントとしては、今の高打率を維持できるか?である。
スピードもパワーもテクニックも折り紙付きの柳田選手だが、広島商時代は、高校通算本塁打も18本、体重も68kgと決してパワーヒッターではなかったという。では、柳田選手はいかにして今の栄光を作り上げたのか。高校から大学、そしてプロと、それぞれの時代を振り返り、成長の秘密を解き明かすインタビューは必見だ。
■高校野球ドットコム 独占インタビュー NEW!!
福岡ソフトバンクホークス 柳田 悠岐選手(前編)
「柳田選手の基礎を作り上げた高校時代」
福岡ソフトバンクホークス 柳田 悠岐選手(後編)
「目指すはトリプルスリー!」
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