先輩後輩つながりあれこれ ~帝京編~
左から山崎 康晃選手(写真は亜大時代)、中村 晃選手(福岡ソフトバンク)
先輩後輩つながりあれこれ ~帝京編~
今、帝京出身の選手が熱いです。今年、新人記録となる9試合連続セーブを果たした山崎康晃選手(横浜DeNAベイスターズ)をはじめとして、2014年のパ・リーグ最多安打を記録した中村晃選手(福岡ソフトバンクホークス)など、主力選手として活躍しています。
山崎選手も、中村選手も、高校時代に甲子園に出場しています。ちょうど彼らが高校生の頃の帝京はトップレベルの技量を誇る選手が非常に多かったですよね。中村選手と同期の大田 阿斗里選手は2007年の選抜・小城戦で20奪三振の快投を見せたり、現在、NTT東日本で活躍する上原悠希選手と日本ハムの杉谷選手、中村選手が2007年夏に見せたコンビネーションプレーを覚えている方も多いことでしょう。
センター前に抜けるかと思ったゴロをセカンドの上原選手が逆シングルでそのままショートの杉谷選手にグラブトス。そして杉谷選手が一塁に送球しましたが、ショートバウンドになり、それをファーストの中村選手が巧みなグラブさばきでアウトを決めたプレーは今でも語り草です。
2009年には当時1年生の伊藤拓郎選手が最速147キロを計測し、甲子園のファンを熱狂させる衝撃デビューを飾ると、2010年には伊藤選手が神戸国際大附戦(試合レポート)、三重三重戦(試合レポート)で好投を見せてベスト8入りに貢献。そして準々決勝の興南戦では山崎選手が登板。最速144キロのストレートとキレのある変化球を武器に、2.1回を投げて無失点に抑える好投を見せ、潜在能力の高さを披露しました。
また2011年夏には松本剛選手が豪快な本塁打を放つなど、ドラフト候補として前評判通りのプレーを見せました。
帝京は、出場すればそのたびに選手が観客を驚かせるパフォーマンスを見せてきました。ここで改めて栄光のOBたちを紹介していきます。
【近年、帝京の戦績・主力選手】
■2008年卒
中村晃選手(福岡ソフトバンク)
大田阿斗里選手(横浜DeNAベイスターズ)
垣ヶ原達也選手(青山学院大-日立製作所)
上原悠希選手(東洋大学-NTT東日本)
甲子園の戦績:2007年選抜ベスト4、2007年夏選手権ベスト8
■2009年卒
杉谷拳士選手(北海道日本ハムファイターズ)
高島祥平選手(元中日ドラゴンズ)
■2010年卒
平原 庸多選手(立教大-東京ガス)
原口 文仁選手(阪神タイガース)
甲子園の戦績:2009年夏選手権ベスト8
■2011年卒
山崎康晃選手(亜細亜大-横浜DeNAベイスターズ)
岡部通織選手(立教大~JX-ENEOS)
甲子園の戦績:2010年春選抜ベスト8
■2012年卒
伊藤拓郎選手(横浜DeNAベイスターズ-群馬ダイヤモンドペガサス)
松本剛選手(北海道日本ハムファイターズ)
甲子園の戦績:2011年夏選手権2回戦
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帝京高等学校 伊藤拓郎選手(2012年02月20日公開)
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帝京高等学校 松本剛選手(2012年02月13日公開)
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