Column

県立佐伯鶴城高等学校(大分)

2015.05.31

歴代の先輩の想いも胸に。夏優勝を目指す佐伯鶴城!

 大分県佐伯市にある佐伯鶴城高校は、昨年まで広島東洋カープを率いた野村 謙二郎氏や廣瀬 純選手(広島東洋カープ)をはじめ、これまで数々のプロ野球選手を輩出。また、過去には3度の甲子園と1度の国体に出場するなど、歴史と伝統のある学校である。

 先日行われた大分県高等学校野球選手権大会では、強豪明豊相手にを2対0で完封勝利!決勝戦では杵築に惜しくも4対2で破れるも堂々の準優勝の成績を残し、注目度が非常に高い。

 現在、部員は45人(1年生:13人、2年生:19人、3年生:13人)で、学校の第一グラウンドをサッカー部と共用しながら16時30分から19時までの2時間30分を練習に充てる。
常にその日その日の目標を掲げ、夏の優勝に向かって練習をする佐伯鶴城高校野球部のセールスポイントや課題などを髙瀬 雅也主将に紹介していただく。そして最後に柴田 誠監督に、チームの強みについて語っていただいた。

僕らの熱い夏 2015
第97回全国高等学校野球選手権大会
【ひとまとめ】2015年の全国各地の高校野球を占う!

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今年のチームについて

髙瀬 雅也主将(県立佐伯鶴城高等学校)

 髙瀬 雅也主将にお話を伺いました!

Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。

 筋力、機動力、勝ちへの執念です!

Q. 夏へ向けて、現在、どんなことを課題において練習に取り組んでいますか?

 バントと走塁を課題としてやっています。その効果か、勝ちが多くなってきました。

Q. 春季大会を振り返ってみて、どんなことが大事だと感じましたか?

 バッターボックスや守備での、工夫の大切さを学びました!

Q. 過去3回甲子園に出場している伝統校ですが、野球部員として伝統を感じる部分はありますか?

 たくさんのOBの方々が応援に来てくださるところです!

Q. 野球の練習以外で何か特色ある活動はありますか?

 毎週水曜日の朝に学校周辺の掃除と、あいさつ運動をしています!

小川 貴史投手(県立佐伯鶴城高等学校)

Q. さて、夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習していますか?

 練習のうちから常にその日その日の目標を掲げ、夏での優勝に向かって練習しています!

Q. 常に優勝を意識しているということですね!では、このチームのキーマンを教えてください!

 小川 貴史です。チームのエースとして投手陣だけでなくチーム全体をプレーで引っ張っる選手です。負けず嫌いですが、冷静になって打者と勝負できるんです!

僕らの熱い夏 2015
第97回全国高等学校野球選手権大会
【ひとまとめ】2015年の全国各地の高校野球を占う!

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[page_break:指導者が語る!このチームの強み]

 続いて髙瀬 雅也君に加え、佐藤 慎一郎君にもお話を伺います!

佐藤 慎一郎選手(県立佐伯鶴城高等学校)

Q. 高校野球のどんなところが好きですか?

髙瀬 雅也(以下「髙瀬」):「勝負」が出来るところです!
佐藤 慎一郎(以下「佐藤」):熱いプレーで人々を感動させることが出来るところです!

Q. 一番好きな練習は何ですか?

髙瀬:キャッチボールとノックです!
佐藤:自分もノックが好きです!

Q. ちなみに、キツイと感じる練習は何ですか?

髙瀬:ノックです。好きだけど、きついですね…。
佐藤:砂場ダッシュですね。

Q. では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?

佐藤:明豊高校です。小学校の時のチームメイトが投手をしているので、対戦してみたい!

Q. 一番好きな応援歌は何ですか?

髙瀬:「ルパン三世」のテーマ曲です!
佐藤:ウルフルズの「可愛い人」!

Q. それでは最後に、お2人が野球をする上でモットーにしている、好きな言葉は何ですか?

髙瀬:「信は力なり」!

佐藤:「打破~俺が決めてやる~」です!

指導者が語る!このチームの強み

柴田 誠監督に質問!

Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきたのでしょうか?

「投打のバランスがとれた総合力の高いチーム」が目標です。機動力を駆使し、バントを絡めヒットを打たずに点を取る。緻密な野球を目指しています。

Q. 敵にすると怖いチームですね…!では、このチームの強みを教えてください。

 個々の能力は高くはないのですが、自分の役割をよく理解しており「考える野球」を実践できるところが強みだと考えています!

お話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!

僕らの熱い夏 2015
第97回全国高等学校野球選手権大会
【ひとまとめ】2015年の全国各地の高校野球を占う!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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