【高校野球 秋季大会】 今年はまさに戦国関東!関東大会の組み合わせ決まる!
1回戦から好投を続け、優勝に貢献した鈴木健矢(木更津総合)
激戦の関東大会の組み合わせが決まる!
10月10日、第67回(平成26年度)秋季関東地区高校野球大会
の組み合わせが決まった。
大会は10月25日(土)~29日(水)の5日間、[stadium]QVCマリンフィールド[/stadium]、[stadium]千葉県野球場[/stadium]、[stadium]ゼットエーボールパーク[/stadium]の3球場にて行われる。
今年の関東は南関東、北関東との実力差がほとんどなく、絶対的な優勝候補がいない。
例年以上の接戦が予想され、まさに「戦国関東」という言葉が相応しい。
今年、千葉県大会優勝を決めた木更津総合は6試合で4試合完封と投手力の高さがウリ。
中心は右サイドからキレのあるスライダーと両サイドにコントロール良く投げ分ける制球力がウリの鈴木健矢、左腕から常時130キロ前半の速球をコントロール良く投げ込む早川 隆久に注目だ。木更津総合はキレのある速球を武器にする高橋佑介、巧打の遊撃手・福岡 高輝と投打で能力が高い選手が揃う川越東と甲府商の勝者と対戦。2009年から初戦敗退が続くスーパーシード制。2008年以来の勝利となるか注目だ。
注目カード 明秀学園日立vs健大高崎
開幕戦は、機動破壊で、全国では名を馳せた健大高崎と光星学院を全国レベルの強豪校に育てあげた金沢監督が率いる明秀学園日立との対決。健大高崎は県大会でも自慢の機動力を発揮し、優勝。明秀学園日立は準決勝で、延長13回裏との激戦を乗りこえ、金澤監督初の関東大会出場を決めた。盛り上がることは間違いない。
注目カード 桐光学園vs浦和学院
個ではなく、団結力とつなぎの野球で勝ち上がった桐光学園は4番を打つ中川 颯の打撃がカギを握る。浦和学院は一戦ごとに粘り強さが出てくるのが強み。打線では遊撃手・津田 翔希を軸に、上位下位まで切れ目ない打線が特徴だ。
注目カード 常総学院vs佐野日大
樫村雄大、鈴木昭汰の1年生投手2人の出来がカギを握る。佐野日大は昨年、15U代表の好打者・五十幡亮汰が快足ぶりに注目が集まる。
注目カード 平塚学園vs前橋育英
守備力では今大会トップクラスの平塚学園と時間をかけて投打ともに力を付けてきた前橋育英との一戦。平塚学園は好投手・高田孝一が打たせて取る投球で試合のリズムをつかみ、打線ではつなぎの打撃で少ないチャンスをモノにする。前橋育英もエース・久保田倫太郎を中心に守り勝つ野球を展開する。接戦が期待される。
また好投手・菊地 大輝に、強力打線がウリの東海大甲府、最速135キロ右腕・川口廉擁する千葉黎明、キレのあるスライダーを武器に数々の強豪校を抑えた植谷翔磨、長打力のある沢辺太一が中心の松戸国際も見逃せないだろう。厳しい関東を勝ち抜き、選抜の切符を掴むのはどの学校か。今から開幕が待ち遠しい。
■組み合わせと応援メッセージは下記リンクから
第67回(平成26年度)秋季関東地区高校野球大会
【高校野球ドットコム編集部】
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