宮崎日大vs宮崎学園
第1シード宮崎日大が一枚上手！エース杉尾が投打に活躍！
エース杉尾 剛史（宮崎日大）
昨チームからマウンドを任されていた注目右腕エースが激突した3回戦。
もっと上位決戦で実現してもおかしくない好カードは、第1シード宮崎日大の杉尾に軍配があがった。杉尾は被安打5・四死球1・奪三振9で完封！
4回には自らのバットで先制となる適時二塁打を放ちチームを牽引した。宮崎日大は、横山から内野安打や長単打あわせて計11安打とバットが良く振れており、守りは無失策。
一点だけ、5回に一死二三塁のチャンスで三塁走者のサイン・判断ミスが起きたシーンがあったものの、投打ともに第1シードらしく、内容の良い勝利で8強入り一番乗りを果たした。
一方、敗れた宮崎学園は、初回から毎回得点圏に走者を背負うピンチをしのいでいただけに、攻撃で早く1点を取って流れを掴みたいところだった。しかし、3回の無死一二塁のチャンスではスリーバント失敗（三振）・三振・三振で走者を三塁まで進めることが出来ず、6回には二死二塁から3番大野が同点タイムリーか？と思われた打球を外野まで放ったが、宮崎日大の好返球と捕手のブロックに阻まれ二走がホームまで届かなかった。
（写真・文＝三角 竜之）
