試合レポート

都立葛西南vs都立蒲田

2014.07.08

7回に連打で畳み掛けて、都立葛西南がコールド勝ち!

 夏の気配を感じさせる8日午前9時の[stadium]明治神宮球場[/stadium]、都立葛西南都立蒲田の一戦が始まった。

都立葛西南都立蒲田は共に2010年以来の夏の勝利を味わえていない。3年ぶりの勝利をかけた負けられない戦いは、都立葛西南は上地、都立蒲田は岡田の先発で始まった。

 2点を追う都立葛西南は、1対3で迎えた4回裏、都立蒲田のエース岡田の甘く入ったストレートを、水谷 優希(2年)がフルスイング。センターの頭を越えて外野に転がり、水谷は悠々と三塁に進んだ。さらに、都立蒲田の連係ミスから、その水谷も生還し、再び勝ち越しに成功する。

 さらに5回、宮沢 久信(3年)が、巧くライト前に返す適時打でその差をさらに広げると、都立葛西南の勢いは止まらない。7回には、一気呵成で4安打で5点を入れて、コールド勝ち。中盤にかけて勢いの勝った都立葛西南は、3年ぶりとなる夏の1勝をあげた。

 

蒲田は、3回無死一塁、大型の主砲、石田泰樹(3年)が三塁線を抜くタイムリー。一時は逆転に成功した。エース、岡田達哉は、仲間を信じて、一生懸命投げたが12被安打に7四死球と、ふんばれなかったのが悔やまれる。

 都立葛西南は次回の2回戦は高輪と対戦。次戦に勝てば都立葛西南にとっては実に2002年以来の夏の大会2勝目となる。試合は[stadium]神宮第二球場[/stadium]で14日午前10時からプレーボールとなる。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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