都城農vs都城高専
力投するエース瀬尾(都城農業)
都城農業が圧勝!8強入り
今春定年となる岡元監督の有終の美を飾ろうと、強い想いで今大会に挑んでいる都城農。
対するは部員10人ながらもエースで4番と投打の柱・池田を中心に2回戦でシード校・都城商を破り勢いにのる都城高専。
両校のベスト8をかけた試合は初回に3点を奪った都城農が、5回にも1点を加え、7回終わって4-0と序盤から優位に試合を進める。
8回には、3番内村と4番山下の連続右越適時三塁打と6番代打當瀬の適時打で7-0としてコールド勝ちをおさめた。
投げてはエース瀬尾が、8回を打者数27、被安打1、失点0、奪三振8。都城高専に三塁を一度も踏ませない文句なしのピッチング。
対する都城高専のエース池田も、キレのあるスライダーが制球よく、奪三振9、四死球1と持ち味のピッチングをみせたが、野手のミス(4失策)から生じた失点がひびき、接戦に持ち込むことが出来なかった。
勝利した都城農ナインは、岡元孝志監督と一緒に、もう1試合野球ができる喜びをかみしめた。勢いそのままに、31日(予定)、3回戦「妻VS宮崎大宮」の勝者と対戦する。
(写真・文=三角竜之)