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【ナイキジャパン】清田育宏選手、村中恭兵選手、増渕竜義選手が実践トレーニング法を伝授!

2014.01.27

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【ナイキジャパン】清田育宏選手、村中恭兵選手、増渕竜義選手が実践トレーニング法を伝授! | 高校野球ドットコム
村中選手、増渕選手、清田選手と一緒に集合写真

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【ナイキジャパン】清田育宏選手、村中恭兵選手、増渕竜義選手が実践トレーニング法を伝授! | 高校野球ドットコム

声をかけながら、盛り上げる清田選手

 1月26日、ナイキジャパンは都内にてプロ野球で活躍する3選手によるトレーニングイベントを開催した。都内の中学生に対し、パフォーマンス向上を目的としたトレーニングプログラムを実施した。

 今回は、NIKEアスレチックトレーナーの森 実利氏が登場し、「ダイナミックトレーニング」の説明を行った。ダイナミックトレーニングとは、体の土台となる部分を見直し、パフォーマンスアップ向上を役立て行くトレーニングである。

 野球は右投げなら右方向、左投げなら左方向と偏りがある動作が多く、その動きを積み重ねていくと、バランスを崩し、歪みを起こしやすい。今回のトレーニングは左右のバランスを整えるコンディショニングをしながら、身体の歪みを取り除くというもので、森トレーナーはペットボトルを用いて左右の動きをしたトレーニングを行った。

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ジャンプのトレーニングを行う増渕選手

  また講師としてプロ野球選手、千葉ロッテマリーンズの清田 育宏選手、東京ヤクルトスワローズの増渕 竜義選手、村中 恭兵選手が登場。カテゴリ別で別れ、バランスは村中選手、スピードは清田選手、コンディショニングは増渕選手が先頭となって、トレーニングを実施。

 バランスのトレーニングでは森トレーナーが片方の足を上げて、支える片足に負荷をかける方法を紹介。通常は両足を地面に着けているので、立つことが出来るが、片足の場合はバランスを整えるのが難しくなる。また腕立て伏せの状態で、片手を支え、片腕を頭の上まで腕を引く回旋動作をしたコンディショニングの紹介も行った。

 次にスピードのトレーニング。スキップしながら、足を頭の近くまで上げていきながら進んでいったり、モモをしっかりと上げながら前進。ダッシュするが、ストップという合図があったら、逆走で戻り、また合図があればダッシュを繰り返したりする動作を実施した。スピード担当の清田選手の明るい声掛けに選手たちも思わず笑顔に。

【ナイキジャパン】清田育宏選手、村中恭兵選手、増渕竜義選手が実践トレーニング法を伝授! | 高校野球ドットコム

ダッシュする村中選手

 コンディショニングでは増渕選手が登場。ストレッチをやっている中学生の少なさに増渕選手は「ストレッチは一番重要。それをやることで怪我を防ぐことになる」とその重要性を説明した。今回のイベントでは、森トレーナーはソフトボールを使ったトレーニング法を紹介。ふくらはぎにボールを挟んで、動かしながらほぐす動作、ボールの上にお尻を置いて、骨盤を回しながらのストレッチを教えていた。

 最後は中学生お待ちかねの質問タイム。清田選手には「千葉ロッテの外野手の競争は熾烈だが、どんな心待ちでやっているのですか?」という質問があり、清田選手は「自分の強みを出すしかない。みんな足が速くて守りが巧い外野手ばかり。自分は足はみんなと比べると遅いので、打撃でアピールするしかない」と自身の持ち味をしっかりとアピールする大事さを説いた。また打席に立った時の考え方については「投手に合わせて打席の立ち位置や配球などを工夫している。たとえば今日来ている村中投手、増渕投手は球速が速いので、後ろに立っています」と答えた。

 村中選手、増渕選手への質問は「投げる時にボールの伸びを伝えるするにはどうすればよいか」と投球についてのもの。
村中選手は「力を抜いてリリースする直前で指先に力を伝えられるようにすることが大事」と無駄な力を入れず、リリースに力を伝えられることの大切さを強調した。増渕選手は村中選手の言葉を補足するように「なんとしてでも抑えたい!という気持ちが出てしまって、リリースまでに力が入りすぎてしまうことがある。それでは球が行かず、故障の可能性もあるので、自分のフォームで投げることを意識してほしい」と説明した。

 質問終了後、3選手が挨拶を行い、参加した中学生とともに集合写真を撮り、イベントは無事終了した。終了後、参加した中学生は今回のイベントについて
「村中選手がやっていたバランスを整えるトレーニングがきつかった。効果はあると思うので、今後も続けていきたい」と感想を語った。そして、この日着用したシューズ・NIKE FREEと、ウェア・NIKEプロコンバットについては、
「ウェアはとても着やすく、軽かったので、動きやすかったです。またシューズは本当に軽くて、いつもより速く走れていたような気がします」と早くも効果を実感している様子だった。

NIKEBASEBALL.JP

【株式会社ナイキジャパン】

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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