暁高等学校(三重)
[pc]
[/pc]
大谷晃良・野口稔陽・萩尚寛
■キャプテンに質問!
萩 尚寛 (学年:3年/役職:主将)二塁手
Q. 部員数は何人いますか?
49名です。
Q. そのうち3年生部員は何人ですか?
16人です。
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
16:00~19:00
野口稔陽君
Q. 紹介していただいた彼はどのような活躍を試合でみせたのでしょうか?
エースの野口は好調時、ストレートがアウトコースへ、変化球が低目のいいところへ決まります。6番打者の葛巻は打撃でコンスタントに結果が出ていて、塁上に残っているクリーンナップを返してくれます。足も速く、打球が外野を抜ければ三塁まで達します。
Q. 続いて、いつも元気な仲間を紹介してください。
法田 侑都(2年)
Q. 彼らは普段、練習や試合でどう盛り上げてくれますか?
とにかく声がでかくて、よく通る声をしています。ごくまれに法田自身の気持ちが沈んでいるときがあり、(法田が)何も喋らなくなるので分かるんですが、そういうときは僕らが彼を活気づけます。
坂道ダッシュ
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)は何ですか?
投手の野口が最少失点に抑え、クリーンナップがしっかり走者を返すことです。
Q. 3年生にとっては最後となる夏の大会。どんな夏にしたいかなど、思っていることを自由に教えてください。
夏が近づき、アップ時の声を聞くだけでもみんなの気合が入ってきていると感じます。チームとして素材は揃っているし、あとは勝つだけです。
硬式野球部が58年振りに活動再開したのが4年前で、自分たちが入学したときは今より狭いところで練習していました。しばらくして黒土が入り(グラウンド内に野球用エリアができて)、本格的に練習試合ができるようになったのを覚えています。個人としては昨年秋、相手と交錯した際の内出血が血腫になり、足を曲げられなくなるなど野球をあきらめかけた時期もありましたが、気合で治したんです。
[page_break:指導者が語る!このチームの強み][pc]
[/pc]
■3年生に質問!
答えてくれた3年生!
野口 稔陽(投手)
大谷 晃良(遊撃手)
Q. 高校野球が好きな理由は?
野口:どのチームも声が出ていて、見ているだけで元気がもらえるところです。夏や春の甲子園大会も観戦に行きましたが、強豪チームほど声が出ていました。
大谷:中学時代と違い、本気で野球に取り組み、楽しめるところです。入学当初は野球を続けるつもりはなかったですが、部の練習を見学して、やりたくなりました。
Q. 一番好きな練習はなんですか?
野口:バッティング。
大谷:ノックです。
Q. 自分の学校以外で、全国で一番好きな高校はどこですか?その理由は?
野口:大阪桐蔭高校(大阪)。強豪揃いの地区を勝ち上がっていて、甲子園でも強い。
大谷:四日市高校(三重)。勉強をしながら野球の結果も出しているので、見習いたい。
Q. 一番好きな応援歌はなんですか?
野口:『紅』です。高校野球っぽいので。でも暁高校(の応援歌リスト)には『紅』はなかったと思います。ちなみに昨年の夏、僕が打席のときの応援歌はAKB48の『会いたかった』でした。先輩たちが(応援歌リストから)先に選んでいって、残っていた曲の中からこれにしました。
大谷:僕は『サウスポー』です。
Q. 一番好きなプロ野球選手は誰ですか?
野口:江川卓さん(元巨人)です。昔の選手が好きで、インターネットで映像を見ますが、江川さんの初速と終速が変わらないストレートやキレのあるカーブ、すごいです。
大谷:石井琢朗さん(現広島コーチ)です。現役時代しっかり出塁するイメージがあり、同じ遊撃手として守備も憧れます。
Q. 野球をする上でモットーにしている、好きな言葉はなんですか?
野口:努力です。
大谷:全力でやることです!
■池地 武規監督に質問
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どんなチームを作り上げてきましたでしょうか。夏に向けてどんなチームを目指してきたでしょうか。このチームの強みを教えてください。
投手を中心に最少失点で守るチームです。内野がしっかり守れるようになり、外野の連携も良くなってきました。守備でも「攻める」姿勢が浸透してきたと思います。
目指してきたのは、自分たちで考えられるチーム。味方の動きや状況を見て、いかに自分で判断できるか。そして、投げる・打つといった野球の「原点」の部分も大切にしてきました。また、時期によっては土日の片方しか練習試合を組まないなど過度な消耗を避けつつも、日々課題を見つけて練習してきました。
野球をやっている子は、本当に野球が好き。他の種目の子たちとはまた違った「好き」だと感じます(編集部注:池地監督は同校ソフトテニス部監督・サッカー部監督として全国大会出場歴をもつ)。たとえ下手な子でも道具を大事にし一生懸命取り組んでいる姿などを見ると、そう実感します。