試合レポート

宮崎工vs聖心ウルスラ

2012.07.30

宮崎代表・宮崎商業 (52年ぶり3回目)

ノーシードから52年ぶりの出場を目指す宮崎工は2回、押し出しの四球で1点を先制。4回には7番野村直のタイムリーで1点を追加する。

5回に聖心ウルスラが1点を返すものの、6回に9番山口侑希のスクイズで勝ち越した宮崎工。このまま優位にゲームを進めるかと思われた。

しかし7回、聖心ウルスラは一死二塁から代打・和田誠法がレフトスタンドへ同点本塁打。さらに二死二塁として3番高橋隆也がライトへ勝ち越しのタイムリーを放った。
宮崎工はここで、先発の長友宥樹から主将の関真希人に投手を代えた。

追いかける立場となった宮崎工はその裏。二死からヒットと振り逃げでチャンスを作ると、7番野村がこの日2本目のタイムリーを放ち追いつく。

8回裏、四死球と送りバントなどで二死一、三塁とした宮崎工は、準決勝で本塁打を放っている5番堂免尚貴が打席へ。
聖心ウルスラの左腕・山口大輝が投じた3球目のカーブを叩くと、打球は三遊間を破り、三塁走者の浮田光士朗が生還。これが決勝点となった。

9回、主将の関は聖心ウルスラを三者凡退に抑え、52年ぶりに宮崎の頂点に立った。

(文=編集部)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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