都立富士森vs都立大泉
細谷健太(都立富士森)
都立富士森が6回コールドで2回戦へ
東日本大震災の影響を受けて、3月19日から開催予定だった春季大会1次予選が中止になった東京都。
その為、本大会は昨秋の都大会の結果に基づき、1次予選を免除された47校のみで行われることとなった。
その結果、夏の大会は東西東京すべてフリー抽選となることも決定した。
その本大会、初戦となった神宮第二球場での都立富士森対都立大泉の対戦は、11対1と6回コールドで都立富士森が勝利した。
都立富士森は初回、1番細谷が2ベースヒットで出塁。バントで3塁に送り、3番田代のショートゴロの間に1点を先制。3回には4番末永のスクイズで1点を追加した。
4回以降、都立富士森が試合を大きく突き放す。
更に5回には捕手の田村の2塁送球エラーや深井の四死球が続き、都立富士森が、その間に1点を追加。
ここで、都立大泉はライトを守っていた小林をマウンドに上げるが、この変わり際を8番荘司、9番伊形が打ち込みこの回一挙5点で勝負あり。6回コールド勝ちを引き寄せた。
都立大泉は散発3安打。
早いカウントから積極的に打ちに行ったが、それが結果としては早撃ちとなり投手を助けた感もあった。
勝利した都立富士森は6日、[stadium]都営駒沢球場[/stadium]にて日大二と対戦する。
(文=高校野球情報.com編集部)