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第1回 メンタルトレーニングの重要性2008年12月01日
ご挨拶
今月より高校野球情報.comでは高畑好秀先生を迎えて、高畑好秀メンタルスキル向上コラムが始まります。
月に1回、頑張っている球児達、保護者の方々の為のメンタルトレーニングに関する情報を発信していく予定です。
よろしくお願い致します。
高校野球情報.com スタッフ一同
メンタルトレーニングとは

メンタルトレーニングとは、心の正しい習慣を見に着けていくことです。自分の正しい思考とか物事の捉え方をきっちり自分の能のプログラムの中に作り上げていけば、いついかなる状況の時もその正しいことをアウトプットしていけるという事になるからです。
だから返し繰り返し自分の頭の仲に積み重ねていく作業が必要です。体のトレーニングと一緒でトレーニングしている時だけがトレーニングではありません。本当にトレーニングの意識の高い人であれば、例えば自分の立つ姿勢を含め24時間、トレーニングですよね。全部トレーニングなわけですから、メンタルにしても体にしても24時間取り組んでいく意識が必要です。
では、具体的に正しい見方とは、どういう事かというと、例えばみんながピンチだと思ってもそれは捉え方によってチャンスかもしれないですよね。つまり常に自分の考えに対して疑問を持っていく事です。
一つの例としてノーアウト満塁のケースで投手からするとピンチです。しかし捉え方によっては逆に打者の方がピンチだと考えることも出来ます。ノーアウト満塁のケースなんか絶対に点数とらなくてはいけない場面です。そのプレッシャーたるやバッターの方が大きいですよね。内野ゴロをうったらゲッツーでチャンスを潰してしまう。投手の方が満塁だとある意味1点はしかたないという割り切りができるかもしれません。同じノーアウト満塁も捉え方一つで相手のほうがピンチかもしれない。そう考えると見える景色が変わってくるでしょ。そういう作業を重ねていくしかない。練習の時から意識を持って取り組んでいかなくてはいけません。
プレッシャー、不安、恐怖を感じる事は自分にとってはプラスではない。それならプラスにもっていける考え方を考えた方がよいでしょ、という事です。
心技体そろって初めてパフォーマンスが出る
ただ一つ言えるのは、やはり力を出せるのは心技体そろっての事です。
メンタルだけ弱い人がメンタルを鍛えたらパフォーマンスがでる場合はあります。しかし技・体が弱い人が心を鍛えても力は出ません。心技体、きれいな三角形にしていかないと力を出し切れない。心技体をしっかり鍛えないといけません
どれか一つ抜けていても駄目ですよね。
例えば幅30センチの板を地面に置いて歩けと言われれば歩けない人はいないでしょう。しかしこれがビルの屋上の端なら・・・人は歩く技術も体力もあるのに、心がマイナスに作用すると立つことすらできないのです。技術と体だけで成立するなら歩けるはずですよね。歩けないという事は心が変化しているからですよね。歩く動作は一番人間がトレーニングをしていることですからね。それだけ練習していることも心が崩れることで出来なくなってしまいます。不安、恐怖があれば人間は立つと言う行動さえもできなくなる生き物だという前提に立って考えないといけないです。フィジカル、テクニックだけでなくメンタルもしっかりとトレーニングする必要があります。

- 高畑 好秀先生
- 生年月日:1968年
- 出身地:広島県
- 早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ心理学専攻卒。日本心理学会認定心理士資格を取得。同大学運動心理学研修生修了の後、数多くのプロ野球、Jリーグ、Vリーグ、プロボクシング、プロゴルファーなどのプロスポーツ選手やオリンピック選手などのメンタルトレーニングの指導を行う。また多数の著書の刊行、講演、研修等でメンタルトレーニングの普及に努め、現在最も注目を集めるメンタルトレーナーの第1人者である。
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